正式名称

和名

産地

オーストラリア、エチオピア、メキシコなど

石言葉

希望・純粋・創造性

硬度

5.5～6.5

誕生石

10月

歴史

ライトオパールは古代から神秘的な宝石として重宝され、虹のような色彩が特徴です。

特にオーストラリアでは19世紀以降にオパール産業が発展し、今では世界有数の産地として知られています。

オーストラリアのライトオパールは、豊かな色彩と高品質で評価され、特にプレイオブカラー（光の角度で虹色の輝きが現れる現象）を見せるものが多く、芸術性の高い宝石として愛されています。

解説

日本では、ライトオパールのような白みを帯びたオパールを「ホワイトオパール」と呼び、その中でも半透明なものを「ライトオパール」、透明で強い遊色効果を持つものを「クリスタルオパール」と分けて呼んでいます。 ライトオパールの一番の特徴は、地色が白色であることで、白色の中に鮮やかな遊色が見られることがポイントです。

プレイオブカラーを備えるライトオパールは、見る角度により多彩な色の変化を楽しめるため、ジュエリーとしての人気が高いです。

この虹色の輝きは、オパールの内部に微小なシリカの球体が規則正しく並んでいることによるもので、太陽光が入り込み、反射と屈折を繰り返して光の波長が分散されるために現れる現象です。

また、色の種類やバランスなどにも価値は左右されますが、産出される量が多いため、あまり高い価格にはなっておらず、手軽な価格で美しい物を手に入れることができます。

石の水分量が多いとされているオパールですが、その中でもライトオパールは水分量が比較的少ないため、一般家庭でも保管やお手入れが簡単な点も大きな魅力です。