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ダイヤモンドのクラリティグレードとは?

ダイヤモンドの品質評価基準である4Cの中で
明澄度・透明度を評価する「Clarity クラリティ」について詳しくご説明。

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  4. ダイヤモンドのクラリティグレードとは?
クラリティとは?
ダイヤモンドルース

ダイヤモンドのインクルージョン(内包物)や
ブレミッシュ(疵(キズ))の程度を表し、
ダイヤモンドの明澄度・透明度を評価したもの。

『クラリティ』とは、明澄度透明度の事を指し、ダイヤモンドグレーディングでは、インクリュージョン(内包物)やブレミッシュ(外観的欠陥)の相対的な量の程度を、『熟練者の鑑別で、10倍拡大で皆無』から『一目瞭然』といった視認性の範囲として、FL~I3の記号を使用し11段階で表します。

上記11のクラリティスケールのスライダーをマウスで左右に動かしてみましょう。それぞれのグレードに応じて外観が少しずつ変化して行きます。カットが一律ではないので、見た目も様々ではありますが画面右側のインクルーテッド(Iクラス)となると輝きにも影響を及ぼしているのが判ると思います。

11段階のクラリティグレード

日本の宝石鑑別団体協議会(AGL)が基準とし、また4Cを考案したGIAのクラリティグレードに、ベルギーはアントワープにある世界最大のダイヤモンド研究機関であるHRDの表記方法を加えたクラリティグレードスケールをご紹介します。

※GIA:Gemological Institute of America(米国宝石学会)
※HRD:Hoge Raad voor Diamant(ベルギーダイヤモンド高等評議会)

クラリティグレードスケール
クラリティグレード 呼称 10倍拡大時の特徴外見や備考
略称 GIA HRD
FL Flawless
(フローレス)
Loupe Clean
(ルーペクリーン)
エフエル インクルージョンもブレミッシュも皆無
IF Internally Flawless
(インタナリーフローレス)
アイエフ インクリュージョンは無いが、僅かなブレミッシュがあるのみ
VVS1 Very Very Slightly Included
(ベリーベリースライトリーインクルーデッド)
Very Very Small Internal Charcteristic
(ベリーベリースモール・インターナルキャラクタリスティック)
ブイブイエスワン・ツー 発見が『非常に難しい(VVS1)』若しくは『とても難しい(VVS2)』内包物、または外部欠陥があるもの
VVS2
VS1 Very Slightly Included
(ベリースライトリーインクルーデッド)
Very Small Internal Charcteristic
(ベリースモール・インターナルキャラクタリスティック)
ブイエスワン・ツー 発見が『難しい(VS1)』若しくは『やや難しい(VS2)』内包物、または外部欠陥があるもの
VS2
SI1 Slightly Included
(スライトリーインクルーデッド)
Small Internal Charcteristic
(スモール・インターナルキャラクタリスティック)
エスアイワン・ツー 発見が『やや容易(SI1)』若しくは『とても容易(SI2)』な内包物、または外部欠陥があるもの
SI2
I1 Included
(若しくはImperfect)(インクルーデッド(若しくはインパーフェクト)
P1 Pique
(ピケ)
アイワン・ツー・スリー/ピーワン・ツー・スリー 場合により肉眼でも確認可能
I2 P2 肉眼で確認可能
I3 P3 肉眼で容易に確認でき、輝きにも影響を及ぼすもの

クラリティを決める5つの要因

クラリティキャラクタリスティック(内部欠陥の特徴)が、クラリティグレードにどの程度影響を与えるかを判断するのには、以下5つの要因がどの程度見えるかを10倍拡大下で判断します。

これらが相互にどの程度関連しているかの要因を見極めて、クラリティグレードが決定されます。しかし1つの要因だけでクラリティグレードを決めてしまう程の大きな要因になる場合も大いにあるのです。

>
×
<
1.サイズ(大きさ)
サイズ(大きさ) サイズ(大きさ)
右の方が大きい為クラリティグレードは低くなります。

大きさはクラリティグレードに大きな影響を与えます。他の要因が一緒の場合、大きなサイズのインクリュージョンはクラリティグレードが低くなります。

>
×
<
2.ナンバー(数)
ナンバー(数) ナンバー(数)
左はパビリオン部分の反射でグレード低下の要因となっています。
右は赤が実像に対し、青はリフレクション(反射)となります。


大きさに加え、もちろんその量も大きな要因です。それは実質的な数だけを指す訳でもなく、反射で見えるインクリュージョンも考慮します。

例えば微細なものでもアッパー or ローワーハーフファセットの様にファセットが集まっている箇所にあるものは、リフレクション(反射)により目立つ事になり、クラリティグレードを低下させる要因となります。

×
3.ロケーション(ポジション)
ロケーション(ポジション)
VS2のセンターインクリュージョンですが、青の位置にあれば価格も上がります。

次に位置も重要です。その他要因が全て一緒だった場合、センターの方がより目立つため、端の方がクラリティグレードが受ける影響は少なくなるのです。

×
4.レリーフ(コントラスト)
レリーフ(コントラスト)
同じダイヤのテーブル面に赤は白に対し、青はカーボンを見て取れます。

色といった方が判り易いかもしれません。インクリュージョンとダイヤモンドとの間のコントラストの違いがクラリティグレードに大きな要因を与えます。

黒い物を『黒色カーボン(暗色インクリュージョン)』、白い物を『白キズ』等と呼ぶ事もあります。同じ形でも、レリーフが高いものは目立つ事となり、インクリュージョンを低下する要因となります。

×
5.ネイチャー(性質)
ネイチャー(性質)
ココまでインクリュージョンが多いと耐久性の懸念から低下要因となります。

クラリティの性質により、例えば同じサイズとレリーフではクラリティグレードを高くもするし低くもします。

例えば上のような非常に多種多様なインクリュージョン(表面に達したものも含むと)は、耐久性に影響を及ぼしクラリティグレードは著しく下落します。

逆に同じサイズ・レリーフの場合、インターナルなクリスタルの方より、表面上の割れであるブルーズ(コンクッションマーク)の方がグレードへの影響は少なくなります。

インクリュージョンとは?

地球

【地球】という惑星が銀河系宇宙に誕生して45億年もの歴史を刻んできた中で、ダイヤモンドは10~30億年前に地表から深さ400~2900kmの一部、上部マントルで6万~7万気圧の条件を受けて生まれたと言われています。

そういった高圧高温環境のもと、何億年もの気の遠くなるような長い年月をかけて、炭素がダイヤモンドに結晶化されたと言われています。そんな中、様々な要因でインクリュージョンは生まれます。

結晶化するダイヤモンドの形成過程での結晶の歪みで生じるもの、発達環境時の隣接する溶岩物(かんらん岩=ペリドタイドやエクロジャイト等)であったりを内包する事で形成するもの、採掘後のダイヤへのトリートメントやその他人為的な処理により生じるインクリュージョンもあるのです。

【インクリュージョン】とは、人類が未だ到達した事のない地球深部からのメッセージを含んだロマン溢れるものと考えます。リファウンデーションでは査定時にも、希望があればお客さまのユニークなインクリュージョンをお見せし、お互いにその歴史を共有する事も可能なのです。

インターナルインクリュージョンの種類

クラリティキャラクタリスティックインクリュージョンは大きく分けて2種類に分類されます。母岩であるダイヤモンドの結晶時に内包された物や、カット後に人為的な要因で外部欠陥としてあがるもの、内部から外部に達するものなど様々な種類があります。

インクリュージョン(内部特徴)
インクリュージョン(内部特徴)

ダイヤモンド内部に収まっているモノ(インターナルインクリュージョン)と、内部から外部へ到達しているモノ(サーフェスリーチングインクリュージョン)とがあります。

ブレミッシュ(外部特徴)
ブレミッシュ(外部特徴)

表面に限定された特徴で、10倍拡大下では内部に到達しているのが確認できないものとなります。

このページでのアイコンの見方
天然 人為的
天然


ダイヤモンドの生成や形成時に生じるインクリュージョンを指します。

人為的


発掘や加工中に出来た物から、トリートメントや人為的にグレードを向上させる目的のインクリュージョンを指します。

インターナルインクリュージョン

インクリュージョンの中で、完全にダイヤモンドの中に内包されたものを、インターナルインクリュージョンと呼びます。また全て10倍拡大下にて見えるものを前提とし、ここでは代表的なものをご紹介しています。

クリスタル(Xtl) 天然
クリスタル(Xtl)…天然

ダイヤモンドのインクリュージョンでは、最も代表的なものです。コレを含有する場合にはVVSは付きません。名前の通りの水晶ではなく、結晶時に小さなミネラル(鉱物)が含有されたものを指します。多くはダイヤモンドなのですが、稀に他鉱物(ガーネット・ペリドット・ダイオプサイト等)を含む場合があります。多くは透明若しくは白色です。(鉱物)が含有されたものを指します。多くはダイヤモンドなのですが、稀に他鉱物(ガーネット・ペリドット・ダイオプサイト等)を含む場合があります。多くは透明若しくは白色です。

ニードル(Ndl) 天然
ニードル(Ndl)…天然

クリスタルが細長く結晶したもので、多くは白色ですが、複数で存在したり、稀に暗色のものも存在します。

ピンポイント(Pp) 天然
ピンポイント(Pp) …天然

非常に小さな点のインクリュージョンです。これがあってもVVSクラス以上です。これが大きければクリスタル、棒の様になればニードルと考えます。またクリスタル・ニードル・ピンポイント共に『鉱物が内包したもの』となります。

トゥイニングウィスプ(TW) 天然
トゥイニングウィスプ(TW) …天然

前出のクラウドやクリスタルがダイヤモンドの成長の過程で結晶の向きが変わって出来る、まるで雷のような、また平たくリボンの様に見えるインクリュージョンです。成長過程でダイヤモンドと共に伸びていくため、通常はセンターから外に向かっており、稀に表面に達する場合もあります。

クラウド(Cld) 天然
クラウド(Cld) …天然

その名の通り雲りがかったインクリュージョンで霞んだり濁ったり見えるものです。その正体はピンポイントの集まったものとなり、輪郭を持つ物や持たないもの等様々です。VSクラスにも存在しますが、同じグレードとすると、存在するロケーションにより市場価格は30%以上も下落するものです。

インターナル・グレイニング(Ig) 天然
インターナル・グレイニング(Ig) …天然

ダイヤモンド内部の、不規則な結晶構造が見えるものです。光の反射にて帯や線、面の様に見える為、通常ダイヤモンドを揺らした際に確認が可能となりますが、角度により見えなくなる場合(方向的可視性)が多く、多くはパビリオンから確認できるものが多い為、クラリティに影響する事は、外傷に達しない限り少ないと言えます。また実は、カラーダイヤモンドの色の起因はインターナルグレイニングによるもので、ブラウンもピンクもこれにより色が出るのです。

グレインセンター(GC) 天然
グレインセンター(GC) …天然

針の先端や網の目に見える、結晶の歪みが集中した箇所となります。インターナルグレイニングの一種となります。

インターナル・レーザードリリング(ILD) 人為的
インターナル・レーザードリリング(ILD) …人為的

別名《KMプロセス(Kiduah Meyuhad)》と言い、2000年頃にイスラエルで出来たと言われている処理です。(この手の処理方法は大抵イスラエルを発祥としています。)表面ではなく内部のダークインクリュージョンにレーザー照射し、インクリュージョンをムカデ状に広げる事により目立たせなくする技術ですが、日本では非常に嫌われた処理方法です。個人的にはやらない方がマシな技術です。

インターナル・インスクリプション(レーザー刻印)人為的
インターナル・インスクリプション(レーザー刻印) …人為的

レーザー刻印が完全にダイヤモンドに内包されたシンボルや文字、数字を指します。

サーフェスリーチング・インクリュージョン

インターナルとブレミッシュを双方持ち得たとも言えるインクリュージョン。ダイヤモンドに内包されたクラリティキャラクタリスティック(内部特徴)が外部へ到達しているモノを指します。

ノット(K) 天然
ノット(K) …天然

インターナルインクリュージョンであるクリアなクリスタルがをダイヤモンド(ペリドットやガーネットでは無いもの)と仮定し、研磨の際に表面に達した場合にこう呼ばれます。

フェザー(Ftr) 天然
フェザー(Ftr) …天然

2次元的なヒビを表現した、非常に一般的なもので、結晶の構造上一番弱いクリベージ面に沿ってヒビが入り、それが表面に達した際を指すものです。フェイスアップで見た際にスクラッチと誤認する事が多く、その場合には動かす事で判別します。発生原因はクリスタルが生じる事による内圧の増加で、クリスタル周辺にフェザーが生じると考えられています。

チップ(Ch) 天然人為的
チップ(Ch) …天然、人為的

研磨した後の加工ダメージで生じる欠け。多くは薄いガードルの脇やキューレット、ファセットジャンクションで見る事が出来、貝殻のような様相をしています。

キャビティ(Cav) 天然人為的
キャビティ(Cav) …天然、人為的

研磨中にクリスタルに到達し鉱物が脱落、若しくはフェザーが剥離した表面上の開口部分の事です。チップと良く誤認されるインクリュージョンです。

ベアデッド・ガードル(BG) 天然人為的
ベアデッド・ガードル(BG) …天然、人為的

ブルーテッドガードルに向かって小さく垂直に伸びるフェザーインクリュージョンの事で、ダイヤモンドを切り出す工程でベアーディングガードルを作る事により出来ます。ファセットガードルに研磨後も残る場合があり、この際のグレーディングは『フェザーインガードル』という用語で呼称されます。現在ではファセットガードルが一般的の為余り見られなくなりました。

インデンテッド・ナチュラル(IN) 天然人為的
インデンテッド・ナチュラル(IN) …天然、人為的

研磨された表面より下がった、ダイヤモンドの原石が成長網と共に見えるインクリュージョンです。成長網が見えない場合にはキャビティと判断し、反射光にて確認するものです。ナチュラルの深い物を指し、形成原因として、カッターは出来るだけ大きなダイヤモンドを作る事を要求される為、こういったマイナス箇所ギリギリを切り出す為となります。薄ければIFグレードも可能ですが、落ちくぼんだらインクリュージョン扱いとなります。

バッチオブカラー(Patch) 天然人為的
バッチオブカラー(Patch) …天然、人為的

研磨後のダイヤモンド表面に残った天然の放射能のシミです。通常放射線での変色はグリーンとなりますが、研磨時の摩擦の高温で茶色に変色します。10倍拡大で深さ(内部浸透)が見られた場合にはサーフェスリーチングインクルージョン、表面の場合にはブレミッシュと考えます。

エッチチャンネル(EC) 天然
エッチチャンネル(EC) …天然

細かい階段状の細いムカデのような、表面から内部へ伸びた角ばった開口部です。長さに対して直角の筋が入り、先に行くほど細くなります。ダイヤモンドの生成過程で、脆い部分が高温のマグマ等の流体物質等で浸食されたと考えられています。LDHと見間違うのですが、違いは他のインクリュージョンには達していない事で見分ける事が出来ます。

レーザードリルホール(LDH) 人為的
レーザードリルホール(LDH) …人為的

レーザーを使用し暗色インクリュージョンに向け穴を開け、恐らくは王水(塩酸と硝酸の化学化合物)を使用し漂白する技術で生じるものです。このインクリュージョンが確認された場合、開示コメントにも必ず追加されます。勿論イスラエル発祥の技術だという事は言うまでもありません。

インデンテッド・インスクリプション 人為的
インデンテッド・インスクリプション …人為的

ダイヤモンド表面に、レーザーでシリアルやブランド名、シンボルや文字等を刻んだもので、通常はブレミッシュとして扱われるものが不適当に内部に到達した物を指します。

ブレミッシュ

ダイヤ表面に限定された深さがないクラリティ要因を指します。その殆どは石留めや着用、加工時の人的要因で出来るものです。中にはダイヤモンドの結晶が起因するものも含まれます。

ナチュラル(N) 人為的
ナチュラル(N) …人為的

インデンテッドナチュラルの浅いものです。ダイヤモンドの原石部分が研磨されずに残ってしまった物となります。ガードルに限定されておりクラウンやパビリオンに接触しない場合、またその際ガードルを歪めない程度のケースを除き、クラリティグレードに影響(マイナス判定)を与えます。フェイスアップで確認できない場合にはIFグレードも出す事が可能です。

エクストラファセット(EF) 人為的
エクストラファセット(EF) …人為的

57+1のファセット以外の、研磨時に出来た余計なファセットです。通常はガードルのパビリオン側に存在し、その殆どが微細なインクリュージョンを隠すため(取り除く為)に用いられます。フェイスアップで確認できるものに限りグレードにマイナス影響を与えます。またガードル以外にも作られる場合もあります。

ピット(Pit) 天然人為的
ピット(Pit) …天然&人為的

ピンポイントが表面にある場合を指します。

ニック(Nck) 人為的
ニック(Nck) …人為的

ガードルやキューレットに沿ったファセットジャンクション(エッジ)部分にある白く小さな窪みです。ピンセット等でも出来るものです。ピットが小、ニックが大、のような印象です。

スクラッチ(Scr) 人為的
スクラッチ(Scr) …人為的

表面にあるぼんやりとした筋のようなもので、多くはカッターの仕上の際の高温摩擦下で出来上がります。またダイヤモンドはモース硬度10の為、ダイヤモンド同士で無ければ出来ません。パーセルペーパー内で、ダイヤモンド同士が擦り合い出来る場合もあります。作業工程での研磨回転で出来上がる為、テーブル面にある場合は多くは湾曲、それ以外は直線が多いです。通常の10倍拡大では確認する事は困難です。

アブレージョン(Abr) 人為的
アブレージョン(Abr) …人為的

ファセットジャンクション(エッジ)にある、スクラッチやニックとピットの集まりを指します。

ポリッシュライン(PL) 人為的
ポリッシュライン(PL) …人為的

スクラッチのもっとハッキリしたもので、研磨の際の削り残しの表面の細かな平行な溝・線を指します。白い物をWht、透明なものをTpとし、僅かなものから重度のものまで様々です。

リザードスキン(LS) 人為的
リザードスキン(LS) …人為的

ポリッシュラインと同等ですが、クリベージ(劈開性)に沿って誤った方向に研磨した際に生じる、まるでトカゲの肌のような細かい波型が集合した表面を指します。確認方法は、ファセットを通して反対側を見るイメージです。表面を見る場合にはリフレクションライトを用いると、はっきりと窪んだ溝のようなものが確認できます。

バーン(Brn) 人為的
バーン(Brn) …人為的

研磨の工程時、若しくはジュエラーのトーチ等で生じる過剰な熱による表面の白くなった箇所、若しくはそれが集中し泡状に溶けた様な外見になる事を指します。

ポリッシュマーク 人為的
ポリッシュマーク …人為的

エクストラファセットに似ているモノの、コチラは意図的というよりカッターの研磨忘れといっていいものです。明確なファセットジャンクションを持たず、一見ナチュラルに似ているものもあります。

ラフガードル(RG) 人為的
ラフガードル(RG) …人為的

ブルーテッドガードルのざらざらした表面の事です。ベアデットガードルのフェザーが無いもので、ピットとニックで構成されています。

その他のクラリティ

インスクリプション(Ins)

その他に、GIAやティファニー、ラザールダイヤモンドやアーガイル鉱山などが有名ですが、ダイヤモンドにユニークなナンバーやシンボルをガードルに刻むインスクリプション(Ins)があります。

ティファニーなどはテーブルファセットジャンクション近辺に刻む事が知られています。また一部のブランドでは、互いの記念日等も彫るサービスもあるようです。しかしながらそのブランドに準じた普遍的なインスクリプションであればOKなのですが、それ以外ですと買取額に影響を及ぼす場合があります。

その他ユニークなインクリュージョン
その他ユニークなインクリュージョン

またこの様に石留め用の穴を開けるレーザードリリング(ドリルホール)や、インヴィジブルなチャネルセッティングの為に溝をダイヤに掘るグルーブなど、ユニークなものも全てインクリュージョンとなります。

この双方は、インクリュージョンともブレミッシュとも言えない為に、クラリティグレードには影響はないものの、カットグレードに影響を及ぼします。

クラリティを確認するにあたって
リファウンデーションのクラリティ確認方法

リファウンデーションでは、まずは10倍ルーペにて外観を確認し、下の図のように2つに分類します。

コーラブルとノンコーラブルの図

VSダウンであれば数回の確認でも判別可能なものの、買取依頼のお品物は何らかの地金にマウントされルースである事は稀で、尚且つ長年使用していたものが殆どとなり、人間の脂に付着した埃や汚れでグレーディングを困難にします。

ですから簡易洗浄を施した上で最低でも異なる角度で4回確認し、VSアップはノンコーラブルと判定しマイクロスコープにて確認して行きます。

そして最後にルーペにて確認するのです。

クラリティグレードのまとめ

最後に…

4Cの中の【クラリティ】は、そのインクリュージョンで ダイヤモンドが生成された歴史を感じる事が出来る唯一のグレードだと思っています。

ロケーションやナンバー、ネイチャーやサイズ、レリーフなどでは網羅すらできない、表現しがたい学術的な希少性を持ち合わせているのです。

確かにローグレードなクラリティは輝きにも影響を与え、耐久性にも懸念を生じさせます。ただその殆どのクラリティキャラクタリスティックは、それこそがこのダイヤモンドの【個性】とも言えるのです。

コーラブルかノンコーラブルかの判定でルーペを使う…と前出しておりますが、宝石の輝きにはルーペは用いません。

ルーペやマイクロスコープは、そのダイヤモンドの内包特徴が『個性』なのか『欠点』なのかを見分ける為だけにあるものです。美しさを感じるにはルーペは必要無いのです。

皆さんはジュエリーを必ず裸眼で確認をし、興味を以て手に取ります。

それと同じです。

将来ダイヤモンドジュエリーを購入される方へ
将来ダイヤモンドジュエリーを購入される方へ

これからダイヤモンドの購入を検討されている方は、クラリティはSIクラスのキレイ目、若しくはVS2であれば、胸元や指先にあるだけでは十分な輝きを与えてくれる事を良く理解する事です。

プロでさえ5cm離れれば、VSクラスかSIクラスかは裸眼では判らないものです。

ただそれでもVSアップ、それこそピンセットで持っただけでIFに落ちてしまうFL(フローレス)などの希少性に魅力を感じてしまう方、ハイグレードにバリューを感じる方もいらっしゃいます。

宝飾品は言わば贅沢品

一言添えるならば、宝飾品は言わば贅沢品であって、貴金属と違い資産価値は皆無です。

理由は、ダイヤモンドは一つ一つが個性的であり、また業者同士の相対的な価値で支えられている為、金のような一般の方も感じる事が出来る普遍性を持ち得ないからです。

人生の彩りを添えるにはダイヤモンドはピッタリだと思います。それが例え一時だとしてもです。世界中で1つしかないという普遍性が、愛する人、自分へのご褒美には適しているからです。

しかしながらダイヤモンドを4Cから入って購入するのであれば、今一度熟考してみる事をお薦めします。

1グレード下げても輝きは変わらず、その分コストパフォーマンスは上昇し、余剰したお金で愛する人の為に他に何かが出来てしまうのですから。

バックナンバー

4C(ヨンシー,Four Cs)とは、カラット(Carat)、カラー(Color)、クラリティ(Clarity)、カット(Cut)の頭文字を取ったもので、ダイヤモンドの品質を表す国際基準です。
カラットは、重量を表す単位です。1カラット=0.2g。基本的には、カラットが増すほど、価値も高くなりますが、ダイヤモンドの価値はカラットだけで決まるわけではございません。下記にも記載のある「カラー・クラリティ・カット」もダイヤモンドの価値を決める上で、大変重要な要素です。
ピンクやブルーなどのファンシーカラーを例外に、無色・透明に近いほど貴重価値が高くなります。最高ランクはDiamondの頭文字から取られたDカラー。グレードが下がるに連れ、黄色くなっていきます。
クラリティは、明澄度(メイチョウド)を表す基準。透明度とも言いましょうか。傷や欠け、内包物(インクルージョン)の大きさや、位置、度合などを、一定の基準に基づいて評価。FLを最上級とし、FL>IF>VVS>VS>SI>Iの順にランク分けされます。明澄度が高い程、高評価になります。
4Cにおいて唯一、人間の技術が関わる、ダイヤモンドのプロポーション(形と仕上げ)を評価。

ソーティングとは「一定の基準に従って並べ替える」という意味でダイヤソーティングの場合だと「通常のグレーディングレポートの内容を一部要約したメモ」といった意味合いになります。
代表的な鑑別機関情報
中央宝石研究所
中央宝石研究所
Central
Gem Laboratory

中央宝石研究所 東京支店
東京都台東区上野5丁目15番14号ミヤギビル(MAP)
TEL 03-3836-1627(代)
http://www.cgl.co.jp/

GIA東京
GIA(米国宝石学会)
Gemological Institute
of America

GIA(米国宝石学会)
東京都台東区台東4-19-9山口ビル7 11F(MAP)
TEL 03-5812-3215
https://www.gia.edu/JP

HRD
べルギーダイヤモンド高等評議会
Hoge Raad
voor Diamant

HRD
べルギーダイヤモンド高等評議会
英語版のページにアクセスします。 http://www.hrdantwerp.com/en/home


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