エルメスのスカーフや
ネクタイの
買取価格・相場

1937年、エルメスは『オムニバスゲームと白い貴婦人』と題する初めてのスカーフを発表。織り目が斜めになっている綾織物（ツイル）は手触りが良くてシワになりにくいのも特徴です。エルメスはシルクを生地から制作しており、「カレ90」1枚分の生地に、約300個の繭が使われるそう。1955年に発表された『ブリッド・ドゥ・ガラ(式典用馬具)』は約25万枚を売り上げ「世界一売れたスカーフ」としてギネス記録にもなっています。

1979年に登場。正方形を意味する「カレ」を菱形に置き、6mm間隔の114本のプリーツを折り込んだスカーフです。プリーツを作る行程は100度の高温で50分間蒸すという大変な職人技で仕上げられています。平面のスカーフと違いファッションのバリエーションが広がることでも人気。

2009年に登場したディップダイ。プリント後のスカーフをつけ染め(ディップダイ)したものです。染料につける時間を変えることによっても表情が違い、あえて色ムラを残したワントーンになり、やや起毛したベルベットのような手触りが新鮮。

2003年に登場した5×85cmの細長い形状のスカーフ。表からはステッチが見えないように、1枚のシルクを筒縫いしているのもエルメスのこだわり。2013年にはサイズが大きい「マキシツイリー」も登場。スカーフとして以外にバッグのポイントやヘアアクセとして人気。

1949年に登場。エルメスのネクタイは1本の糸で縫い上げられ、すべて手しごとで仕上げられています。ベーシックなネクタイ以外にボウタイも人気。ボウタイはシルクスカーフからカットして作られ、デザインはひとつひとつ異なるユニークなもの。

2012年に発売されたシルクコードのブレスレット。馬・蹄鉄・ブーツやフローなど馬術にまつわるエルメスらしいチャームがポイント。エルメスでは、この他にも「プティアッシュ」や「 ブリッド・ドゥ・ソワ」などシルクアクセサリーも多く展開しています。