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金の高騰と急落のポイントをもう一度まとめて解説

金の高騰と急落のポイントをもう一度まとめて解説

作成日: 2019年6月27日

更新日: 2020年3月16日

「ブルームバーグ」の報道

金価格の急騰を久しぶりに見たような記憶です。 このコラムでは、去年から今年の7月まで金価格は上がり続けますよ、と言い続けています。 ずっと読み続けている読者にはおわかりでしょう。 昨今の金急騰を受けて、原因を探るにわか専門家が急増していますが、ほとんどデタラメな解説ばかりです。 今回は、なぜ急騰したのか、そして原因がわかれば今後の展開もわかりますので、その見通しを今まで説明したことを含めて解説していきます。
2019年6月25日付け「ブルームバーグ」に金の高騰を解説した記事が…
金価格が6年ぶりの高値-リスク拡大で資金逃避の動きが加速 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-25/PTN4RK6S973301?srnd=cojp-v2 引用元:Bloomberg
こちらの記事の主な要旨は、
世界の資本市場のムードが不安定なのは、未知の事象への不安が理由であり、この不透明感が既に高騰する金市場にジェット燃料を供給し続けるだろう
に集約されます。 この金高騰の原因は、世界の資本市場のムードが不安定ということらしいのですが、これは間違いです。

「ブルームバーグ」記事の誤り

「ブルームバーグ」の記事では金高騰の原因を米中貿易戦争としているが…
そもそも何をもって不安定と言っているのかがよくわかりませんが、おそらくアメリカの貿易戦争の仕掛けが資本市場の不安定化を招いていると言っており、そこにイラン情勢が加わったことを指しているのでしょう。 そもそも資本市場とは資金の調達市場のことであり、株式市場や債券市場を指します。 では、株式市場は不安定でしょうか? 現実にアメリカのS&Pは史上最高値を更新し、NYダウは新値に面を併せる場面がありました。 債券市場は株価が下落すると上昇しますが、近年では債券価格は急騰し、金利は急低下していますので、見方によっては不安定と言うことができるでしょう。 しかし、資本市場が不安定という意見に賛成できる人はどのくらいいるでしょうか? そこにイラン情勢が加わり、不安定さが増して、結果として金市場が高騰していると言っているのです。 これ、間違いですよね? 再三にわたって指摘している通り、現状の金価格の高騰は金利の低下によってです。

今、金を動かしているのは不安ではなく金利

参照元:TRADING ECONOMICS
黒い線が右軸で金利、青い線が金のドル建て価格で左軸になります。 金利が低下したら見事に金価格が上昇し、反対に金利が上昇すれば金価格が下がっています。 普段全く金に触れていない人たちが、いきなり金のことを語り出すと上記のような無茶苦茶な解説になるのです。 上記の専門家は、このことを正しく認識していると思うのですが、取材する記者が無知すぎるために上記のような記事になったと思われます。 金の専門家にとって、金はドルの上下動によって動く、しかし現在は金利によって動いているというのは常識の範疇です。 つまり、金融専門家の中でもまともな人間は1割もいませんが、取材担当記者が輪をかけてひどいレベルなので、読者に正しい知識が行き渡らないことになります。 典型例は「日本の国家が破綻する」、「日本の年金が破綻する」なんてメディアや民主党によって形成されたデマですが、きちんと数字を把握すればつぶれるわけがありません。 単純に、データを集めてその結果をきちんとロジカルに語れば、そんなことはあり得ないのに、ほとんどの人は「日本がつぶれる」、「年金がつぶれる」と騒いでいます。

デタラメな報道に惑わされるな!

人を叩きつぶすのにデタラメを言い立てるなんてことが、常識として通用してしまっているのは現代病の一つ
先日の金融庁の「老後資金2000万円」を逆手にとって、また自民党叩き、麻生財務大臣叩きが始まりましたが、何を根拠に言っているのかさっぱりわかりません。 根拠がないから、「安倍首相や麻生大臣が国民に対して不誠実だ」と言い始める始末です。 その上に不信任決議案を上程しました。 そもそも2000万円が間違っているのであれば、そこを徹底的に追及し、本当に間違いであればボロは必ず出ます。 間違いがないから、金融庁はその答申を撤回せず、政府が採用しないという結果になるのです。 金の報道も海外、国内を含めて、あきれ果てる報道と、知りもしないのに偉そうに語る専門家が多すぎです。 決して、幻惑されないでください。

金の高騰原因は?

参照元:TRADING ECONOMICS
金の主な高騰原因が、上記のグラフのように金利の低下と反比例しているのは、誰の目から見ても明らかです。 このグラフの後半などは、金利が下がるたびに金価格が上昇しているのがおわかりになでしょう。 ここ数日は金利が下がっていないのに金が上昇していますが、金利の低下に加え、ドルも下落したので上昇が加速したのです。 金が高騰した原因を3つにまとめると、
① 金利の低下 ② ドルの低下 ③ イラン情勢の不透明性
が挙げられます。 すなわち、金の価格が急落するのには、上記3つの事象と反対のことが起こればいいわけで、要はこの3つの事象と反対のことが起こる可能性を話していけばいいだけです。 それをこれから解説していきます。

金利の上昇

金利の上下動はいつも解説していますが、ポイントは3つあります。
① 物価の上下動 ② 政策金利の上下動 ③ アメリカ政府の財政赤字状況
によって決まってきます。 物価の上下動に関しては、以前も解説しましたが、以下の通りです。
参照元:TRADING ECONOMICS
上記はFRBが重視している物価指標のPCE価格で、ずっと上昇しています。 これに金の価格を重ね合わせます。
参照元:TRADING ECONOMICS
青い線が、金の価格で右軸です。黒線がPCE価格で左軸です。 金利が安いときは金価格が上昇していますが、PCEが上昇すると、すなわち金利が上昇すると金価格は下落しています。 4月に入って、PCE上昇になっているときに金の価格はやはり軟調になっています。 ところが最近は、物価が上昇しているのに金の価格が上昇しています。 これは金の価格と物価の連動ではありえないことであり、結果として、この場合はどちらかが間違えていると判断することになります。 弊社の意見は、「物価は間違えていない、なぜなら政府発表だから」。 修正すべきは金のほうである、ゆえに金はどこかで急落するということです。 このまま物価が上昇し続ければ、どこかで金価格の間違いを認めざるを得ない状況になる、つまりは急落するということです。

政策金利

政策金利も金価格と比較してみましょう。
参照元:TRADING ECONOMICS
2018年の中頃までは、政策金利が上昇するたびに金の価格は下落していたのですが、本コラムで「この金は10月に底を打つよ」と言ってからは、金利の上昇と金価格の上昇が連動しています。 この観点から言えば、今のFRBの利下げ論は、政策金利が間違えているというトランプ大統領の主張が一見正しく見えますが、近代民主主義においては、政府が訂正する場面は滅多にありません。 修正するのは常にマーケットの方であって、結局、マーケットである金価格が訂正するであろうと思います。 これでFRBが政策金利を下げれば、金価格はロジカルに考えると急騰するのですが、歴史を振り返って見てみれば、常にマーケットが修正しているのです。 つまり、ここからも金の急落が表現できます。 物価と政策金利を観察した場合、金の価格が最近は常に間違っているのがおわかりになると思います。 「今の金価格がバブルだ」と言っていますが、この説明で今の金価格がいかにバブルかおわかりになったでしょう。 ついでに言えば、同じ値動きをする仮想通貨、ビットコインも同様です。 バブルはいつか崩壊すると、皆さんも歴史から学んでいますよね。

ドルの低下

ドルと金の関係は下記のようになっています。
参照元:TRADING ECONOMICS
最近ドルが大幅に低下していますので、金の価格が上昇しているのは上記で説明した通りです。 黒い線はドルの価格になりますが、ここ最近は同じレンジ内を上下しています。 ドル価格がほとんど動いていないから金利に注目が行っていると、従前から説明した通りです。 ただし、このグラフの黒い線をドルインデックスと言い、正確なドル価格ではありません。 ドルインデックスとは、例えばユーロドル相場が構成比の44%を占拠しており、最近のユーロはドルにも増して弱くなっていますので、相対的にドルが動いていないように見えるのです。 実際のドルは、皆さんが思う以上に弱いのです。

ドルが弱いという証拠

エビデンスは以下の通りになります。
参照元:TRADING ECONOMICS
上記はアメリカのGDP前年比です。 アメリカのGDPは、2018年と比べて2019年1〜3月期は3.2と去年よりもいいじゃないか、と言われていますが、今期2019年4〜6月期は、1%台後半から2%台前半という予想が出ています。 このグラフでは四半期ごとに成長が加速しているように見えますが、今度発表される数字は、良くても2%台前半と言われています。 アメリカは2019年4月から完全に成長が止まってしまっているのです。 このような結果から、現在のアメリカドルは弱いと言うことができます。

年後半にかけてアメリカ経済は弱くなる

ニューヨーク市のトランプ支持者。トランプ大統領は2020年の大統領選での再選を見据えている
実際に貿易戦争やイラン情勢などの材料がありますが、それらは実はあまり関係がありません。 本当のところは、2019年1〜3月は3.2になっていますが、これは何と比べて3.2増加したかと言えば、2018年1〜3月と比べて3.2%成長したということです。 今期が仮に2.0%成長になれば、明らかに減速します。 その対象は2018年4〜6月の2.9です。 2018年の7〜9月、10〜12月は3%超えなのですから、今期でさえ超えるのが無理なので、これから年後半が3%以上にはならない可能性があります。 年後半にかけてアメリカ経済は弱くなる可能性が高いのです。 これは去年からわかっていたことで、トランプ大統領はこのことを計算して言いたい放題言っている側面があります。 今年成長を低くすれば来年は大統領選挙ですから、「アメリカ経済は最高潮なのに、なんで私に投票しないのだ」と吠えることでしょう(笑)

イラン情勢

緊張の度が高まるアメリカとイラン
イラン情勢はデータがありませんので、表で説明しましょう。 両国の対立の原点はイスラエルです。 表にすると以下のようになります。
アメリカ  イスラエル擁護 × イラン   イスラエルせん滅、消滅
お互いにイスラエルを守る、つぶすと言っているのですから、合意点などあるわけがありません。 イランは存在を認めないと言っているのに、アメリカは存在を重視すると言って、どこに妥協点があるのでしょうか? だから行き着くところまで行くというのが本筋の予測です。 ただし、状況に変化は出ていますので注意が必要です。

中東情勢とトランプの後継者

トランプ大統領の娘イバンカの婿で、大統領顧問を務めるクシュナー
イラン情勢を解決するためというよりも、このお膳立てをするために、クシュナー大統領顧問から以下の提案がされました。
クシュナー氏が中東和平構想を公表 「世紀の機会」受け入れ求め https://www.afpbb.com/articles/-/3231963 引用元:AFP BB NEWS
これはイランと緊張状態が起こる前、トランプ-クシュナーコンビによって政権発足以来計画されていたことで目新しい内容ではありません。 空想の話ですが、娘婿のクシュナーが中東和平を成立して次期大統領候補になることは、トランプ・イバンカ・クシュナーの3者の思惑が一致していることになります。 それこそパレスチナ-イスラエル問題は国際的、もっと言えばアメリカを揺るがす最大の問題となっていいでしょう。 トランプ大統領は娘婿であるクシュナーに「中東和平の成立によって実績を作れ」と言っているようなものです。 参考までにアメリカでは、就任直後からクシュナー大統領顧問は、トランプ大統領の後釜を狙っているとまことしやかに語られていました。 大事な娘婿の中東和平の邪魔をするイランが、トランプ大統領にとっては最大の厄介者とも言えます。 すでにパレスチナ、周辺諸国に支援金を発表しましたので、これによってイランが邪魔しなければ、問題は終結する可能性もありますが、多分何も変わらないでしょう。

なぜ7月に金は急落する可能性があるのか?

今までは、金が高騰した原因をお話ししてきました。 その原因の反作用が起これば、金価格が下がるのは当たり前です。 その具体的な内容とは、
① 金利が上昇 ② ドルが上昇 ③ イラン問題が解決
となるのは自明です。 では、その解説を簡単にします。

金急落を呼ぶ3要因の解説

7月には金利が上昇する!?
金利の上昇に関しては、実は物価は為替相場に6ヵ月遅れでやってきます。 本格的にドル安になったのは去年の12月です。 アメリカの物価が6月から上昇する可能性は過去のデータからわかっており、その数字が発表されるのが翌7月なので、7月に金が急落する可能性があると言っているのです。 政策金利も7月末に引き下げられなくなれば、現在の金利低下は利下げ懸念によって起こっていますので、最大の要因である金利低下が解消されることになります。 ドル安からドル高への転換については、かなりの量になりますので、またの機会にお話しします。 イラン情勢にしても、トランプ大統領がやりたいことは、娘婿のクシュナーに花を持たせることも一要因であり、この支援金をばらまくことによってどのような反応が出るかによっては、緊張緩和につながると思いますが、多分そうはならないでしょう。 理由は、すでにヨルダンなどで反米意識が高まりつつあるからです。 ただし、一大イベントが終了したのですから、多少緩和に向かうかもしれません。

早めに金現物を売却したほうがよい

早めに金現物を売却したほうがいい
今回は、上がる要因と下がる要因についてお話ししています。 もし、7月に急落することがなければ、この分析のどこかに間違いがあるのです。 「去年の10月に底を打つよ」と、ずっと言い続けてきた結果を見ればおわかりでしょう。 ロジカルに話をすると、間違いがあった場合、その間違いがロジカルな展開であれば、間違いの箇所がわかるようになるのです。 7月には急落する可能性が高いので、早めに金現物を売却したほうがいいですよ、となります。 アメリカの金利は早晩上昇するでしょう。 リーマンショックや東日本震災の直後、あなたは世界が終わりだと感じませんでしたか? でも、現実にあなたは今も幸せに投資ができるくらいの生活ができています。 あのやるせない気持ちは、あなたが間違っていることを認識したでしょう。 だって現実にあなたは生きていて、さらに幸せなことに投資ができているのです。 今の状況は、リーマンショックや震災直後と同じ場面の逆バージョンだと考えています。

Q&A

Q金額に納得いかない場合は、査定だけでもよいのですか?
はい、査定は無料ですのでお気軽にお声がけください。店舗はもちろん、メールでもLINEでも査定は受け付けております。
Q買取りをお願いしたいのですが、どうすれば良いですか?
店舗にお越しいただくか、全国から宅配買取を受け付けております。お品物と身分証明書をご用意ください。

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とても満足
2026/04/25 18:14
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他社さまでは買取さえできかねると言われたのに、簡易鑑定とさほど差のない金額でしたし、何より、婚約指輪でも、鑑定書が古くても納得さえしていただけるさてなら買取は大丈夫と言っていただけたのが、本当に、嬉しく思いました
【選んだ理由】
他社さまにて同じように段階を踏みましたが、田崎真珠さんでの購入でも鑑定書が古い、ブランドではない、婚約指輪は買い取りにくいなど、かなりキツイことを言われ、リファスタさんにも同じような判断されると思っていましたが、まず、実物を見て、判断してくださり、そこが違いました。もちろん、今回、身内の介護を始めたばかりで、介護の際、昔ながらの婚約指輪の形状だと、介護中に、家族を怪我させかねないこと、思ったより色々出費があることを知り、思い切って査定をお願いする事にしました。 もちろん、主人とも色々相談し、大切にしていたものを手離す事に少し後悔もありましたが、AIだけでなく、担当者の方からのメールにもお気持ちがこもっていたと感じています。
【担当者へ一言】
最初に担当していただいた方、宅配担当のかた、査定していただいた方、本当にありがとうございました
三重県 女性 60代
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2026/04/21 12:23
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出来ればもう少し高く見積もっていただきたかったです
【選んだ理由】
数件当たりましたが、一番、高く見積もっていただけたので
【担当者へ一言】
こちらの希望額より低かったので少し不満でした
北海道 女性 50代
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やや満足
2026/04/19 16:17
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iPhoneでの契約書作成は、画面がやや崩れて入力がしにくい。iPadお持っていくべきだった
【選んだ理由】
価格、webサイトの分かりやすさ、YouTubeチャンネル
神奈川県 男性 50代
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とても満足
2026/04/19 18:17
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特にありません。
【選んだ理由】
今回は2回目の来店でしたが、前回の担当者がとても丁寧な対応で感じがよく、説明も分かりやすかったので選びました。
【担当者へ一言】
前回、今回ともに別のご担当者でしたが、お二人ともに良い対応をしていただいたので有り難うございました。
東京都 男性 50代
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やや不満
2026/04/15 12:57
北海道 女性 40代
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