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「ブルームバーグ」の報道
金価格の急騰を久しぶりに見たような記憶です。 このコラムでは、去年から今年の7月まで金価格は上がり続けますよ、と言い続けています。 ずっと読み続けている読者にはおわかりでしょう。 昨今の金急騰を受けて、原因を探るにわか専門家が急増していますが、ほとんどデタラメな解説ばかりです。 今回は、なぜ急騰したのか、そして原因がわかれば今後の展開もわかりますので、その見通しを今まで説明したことを含めて解説していきます。
金価格が6年ぶりの高値-リスク拡大で資金逃避の動きが加速 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-25/PTN4RK6S973301?srnd=cojp-v2 引用元:Bloombergこちらの記事の主な要旨は、
世界の資本市場のムードが不安定なのは、未知の事象への不安が理由であり、この不透明感が既に高騰する金市場にジェット燃料を供給し続けるだろうに集約されます。 この金高騰の原因は、世界の資本市場のムードが不安定ということらしいのですが、これは間違いです。
「ブルームバーグ」記事の誤り

今、金を動かしているのは不安ではなく金利

デタラメな報道に惑わされるな!

金の高騰原因は?

① 金利の低下 ② ドルの低下 ③ イラン情勢の不透明性が挙げられます。 すなわち、金の価格が急落するのには、上記3つの事象と反対のことが起こればいいわけで、要はこの3つの事象と反対のことが起こる可能性を話していけばいいだけです。 それをこれから解説していきます。
金利の上昇
金利の上下動はいつも解説していますが、ポイントは3つあります。① 物価の上下動 ② 政策金利の上下動 ③ アメリカ政府の財政赤字状況によって決まってきます。 物価の上下動に関しては、以前も解説しましたが、以下の通りです。


政策金利
政策金利も金価格と比較してみましょう。
ドルの低下
ドルと金の関係は下記のようになっています。
ドルが弱いという証拠
エビデンスは以下の通りになります。
年後半にかけてアメリカ経済は弱くなる

イラン情勢

アメリカ イスラエル擁護 × イラン イスラエルせん滅、消滅お互いにイスラエルを守る、つぶすと言っているのですから、合意点などあるわけがありません。 イランは存在を認めないと言っているのに、アメリカは存在を重視すると言って、どこに妥協点があるのでしょうか? だから行き着くところまで行くというのが本筋の予測です。 ただし、状況に変化は出ていますので注意が必要です。
中東情勢とトランプの後継者

クシュナー氏が中東和平構想を公表 「世紀の機会」受け入れ求め https://www.afpbb.com/articles/-/3231963 引用元:AFP BB NEWSこれはイランと緊張状態が起こる前、トランプ-クシュナーコンビによって政権発足以来計画されていたことで目新しい内容ではありません。 空想の話ですが、娘婿のクシュナーが中東和平を成立して次期大統領候補になることは、トランプ・イバンカ・クシュナーの3者の思惑が一致していることになります。 それこそパレスチナ-イスラエル問題は国際的、もっと言えばアメリカを揺るがす最大の問題となっていいでしょう。 トランプ大統領は娘婿であるクシュナーに「中東和平の成立によって実績を作れ」と言っているようなものです。 参考までにアメリカでは、就任直後からクシュナー大統領顧問は、トランプ大統領の後釜を狙っているとまことしやかに語られていました。 大事な娘婿の中東和平の邪魔をするイランが、トランプ大統領にとっては最大の厄介者とも言えます。 すでにパレスチナ、周辺諸国に支援金を発表しましたので、これによってイランが邪魔しなければ、問題は終結する可能性もありますが、多分何も変わらないでしょう。
なぜ7月に金は急落する可能性があるのか?
今までは、金が高騰した原因をお話ししてきました。 その原因の反作用が起これば、金価格が下がるのは当たり前です。 その具体的な内容とは、① 金利が上昇 ② ドルが上昇 ③ イラン問題が解決となるのは自明です。 では、その解説を簡単にします。
金急落を呼ぶ3要因の解説

早めに金現物を売却したほうがよい

















