1968年発表以来、幸運のモチーフ「クローバー」をかたどった「アルハンブラ」シリーズは、常にヴァンクリーフアンドアーペルのアイコンとして親しまれてきました。特に2005年からホリデーシーズン前に発売されている「ヴィンテージ アルハンブラ」の限定コレクションは人気が高く、中でもモチーフの裏面に名前やメッセージを刻むことができるクリスマス限定アルハンブラペンダントは予約段階で完売必至となっています。

【素材】オニキス×YG×1Pダイヤモンド
「ホリデーシーズン限定コレクション」の記念すべき第一作は、艶やかな漆黒が魅力的なオニキスからはじまりました。シックな黒地のクローバーに一粒のダイヤモンドが映えるデザイン。2016年のピンクゴールドバージョンとの違いは、クローバーモチーフのオニキスを取り囲むゴールドビーズの形が若干異なるところ。
また、イエローゴールドの色味の影響からか、2016年のピンクゴールドバージョンよりも、華やかさよりもシック&ゴージャスな印象が強くなっています。

2006年も引き続きオニキスバージョンのペンダントが販売されました。前年買い逃してしまったアルハンブラマニアの人たちは大喜び、今回も予約段階で完売してしまう人気でした。
実は、2006年はヴァンクリーフアンドアーペルのブランド創立100周年でもありました。このビッグシーズンには、「ホリデーシーズン限定」エディション以外にも様々なメモリアルジュエリーが販売されました。
特にスイートハートとネーミングされたPG×ピンクパールの「ハート型」のペンダントやピアスが各店頭にて限定販売されて人気を博していました。
Holiday限定コレクションに先行して発売された「マジックアルハンブラ」によりスポットが当てられていたのでしょう。ちなみにシェルモチーフにはナンバー刻印が入っていました。
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カラーストーンは見ている分にはきれいだけれど、デイリーユースのジュエリーにはカラーレスなものを選ぶ、という人が多いのが日本人女性の特徴です。
限定コレクションの歴史の中でも人気の高かった2007年の限定コレクションも、柔らかく輝く白色が人気のホワイトマザーオブパールのペンダントでした。限定コレクションのしるしであるトップの中央に大粒ダイヤモンドがあしらわれたデザインは、ヴァンクリーフアンドアーペルファン、アルハンブラマニアのコレクター心を大いに満たしてくれました。
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ヴァンクリーフアンドアーペルお気に入りのモチーフに星があります。ジュエリーは幸運の象徴とあるべきと考えるメゾンのスタンスを象徴するスターモチーフが、2008年限定コレクションに採用されました。
2010年の伝説のハイジュエリー コレクション「レ ヴォワヤージュ エクストラオーディネール コレクション」も、フランスの冒険小説作家ヴェルヌの「月世界旅行」がテーマの一つとなっていました。付ける女性を幸運に導くモチーフを宇宙にまで探し求め、ヴァンクリーフアンドアーペルのジュエリーには非常に珍しい星型の「ラッキースターペンダント / Lucky Star Pendant」が発売されることとなったのです。
また、2006年にブランド創立100周年を記念してスタートした「ラッキー アルハンブラ(Lucky Alhambra)」シリーズの一つでもあります。日本では、マザーオブパールと呼ばれることが多い、虹色に輝く光沢が美しい白蝶貝のスターモチーフを、イエローゴールドのビーズが縁取る可愛い大人の女性のジュエリーです。
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ピュアな輝きを持つマザーオブパール、白蝶貝を使ったアルハンブラは、まさに日本人女性が好むジュエリーの典型です。2009年には、さらに純粋な白さを持つホワイトシェルを採用し、この白い輝きのアルハンブラを進化させた限定コレクションが発売されました。
18金ホワイトゴールドとダイヤモンドで透明な輝きをさらに強調したこのシリーズも、当時ファッション誌で大きく取り上げられ、瞬く間に完売となり涙をのんだ女性も多かったのです。2018年現在に至るまで、限定コレクションではほかにない18金ホワイトゴールドのアルハンブラとして、コレクターたちが争奪戦を繰り広げています。
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深い青みを持つ石、「ラピスラズリ」は、日本の女性たちに説く人気の高いパワーストーンとしてよく知られています。2010年のホリデーコレクションには、この青の石ラピスラズリが採用されました。
限定コレクションだけに許された、センターにダイヤモンドをセッティングされたこの限定コレクションは、ペンダントのほかにリングなども発売されました。どのアイテムも滅多に中古市場に出まることがないほどの人気を誇るレアアイテムとなっています。
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2011年に販売された「ヴィンテージ アルハンブラ」の限定コレクションは、温かみのある赤やオレンジのカラーが美しいカーネリアンが採用されました。紅玉髄とも呼ばれるメノウの仲間の宝石で、メノウと異なり網目模様のない不透明なものがカーネリアンと呼ばれます。古代よりアフリカや中近東を中心として重宝されてきた石で、大英博物館などの大ミュージアムではカーネリアンの印章やアクセサリーが多く収蔵されています。
このカーネリアンバージョンの限定コレクションは、世界に先駆けて新宿伊勢丹で先行販売されました。同時にコーラル×YGのヴィンテージアルハンブラも販売され、こちらも高い人気を誇りました。
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愛らしい四葉のクローバーモチーフのアルハンブラシリーズは、白い輝きと相性がよく、マザーオブパールやホワイトシェルのシリーズは特に人気が集中しています。2012年の限定コレクションにもホワイトシェルが採用されました。
女性らしいピンクゴールドの色味ともマッチしたアルハンブラシリーズの中でも可愛らしい印象のコレクションとなりました。けれどアルハンブラはモチーフに厚みがあり、センターに輝くダイヤモンドの輝きによって、決して子供っぽくならないところが魅力です。

アルハンブラコレクションの中でも、最もエキゾチックな魅力にあふれた2013年限定コレクションは、深い緑の石マラカイトを採用しました。
最高品質のマラカイトが産出されるオーストラリアまたはコンゴ民主共和国産の石のみを採用し、ヴァンクリーフアンドアーペルがアルハンブラにふさわしい理想の緑色を持ち、明暗の帯が等間隔なものだけが選び抜かれています。マラカイトと相性の良いイエローゴールドと、センターの輝くダイヤモンドによって強いインパクトのあるジュエリーに仕上がっています。
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2014年のホリデーコレクションのアルハンブラは、ホリデーコレクションの中でもシックな魅力は随一です。玉虫色に輝くグレートーンのマザーオブパールと、ピンクゴールドとの優美さにあふれた組み合わせが、また違ったアルハンブラシリーズの魅力を教えてくれます。
そして限定コレクションの証であるセンターのダイヤモンドが輝きを添え、身に着けるたびにアルハンブラを持つ喜びを味わえることでしょう。また、このインドネシアにくわえて日本産のマザーオブパールが使われているのも、日本人にはうれしいところ。
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この甘いピンクは、このコレクションで協力した国立セーヴル磁器製作所が18世紀に花のモチーフのためにつくり出した色。当時の貴婦人たちが愛したピンクを数百年の時を超え、女性たちの心を再びとらえることなりました。
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アルハンブラシリーズの中でも、コーディネートしやすいシックな黒色で人気の高い漆黒の「オニキス」。2016年の限定コレクションはこのオニキスのクローバーモチーフをピンクゴールドのビーズで縁どられたペンダントが発売されました。
ヴァンクリーフアンドアーペルが誇る熟練職人たちの手によって磨き抜かれた漆黒のオニキスは、まるで鏡のようにつややかに輝きます。この艶やかなオニキス、華やかに輝くピンクゴールドのビーズ、そしてトップセンターに配したきらめくブリリアントカットダイヤモンドそれぞれが、お互いに引き立てあっています。
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【素材】ブルズアイ×PG×1Pダイヤモンド
金運のお守りとしてよく身に着けられる縞模様の石タイガーアイですが、熱変成によって赤みを帯びると「ブルズアイ」と呼ばれる石になります。このブラウンからバーガンディカラーのバリエーションが美しいブルズアイが、2017年限定コレクションではじめてアルハンブラの素材として採用されました。
最高級ブルズアイが採れる南アフリカ産のみを使用し、さらに全体のわずか1%のハイグレードの石の中から、縞模様がクリアで調和のとれた美しいブルズアイだけが選び抜かれています。そしてブルズアイのまわりには相性のいいピンクゴールドのビーズを配し、中央に輝くダイヤモンドを引き立てています。
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【素材】ゴールドマザーオブパール×YG×1Pダイヤモンド
2018年のホリデーコレクションのアルハンブラは、ゴールドマザーオブパールを初めて採用した「ヴィンテージ アルハンブラ ペンダント」を展開。穏やかな海で育まれた、マザーオブオパールはサテンのような滑らかな光沢が特徴。動く度に胸元を、優しく照らします。 定番のホワイトマザーオブパールでは味わうことのできない、上品な輝きをご堪能いただけること間違いなし。 クローバーモチーフの中央に配置されたダイヤモンドは、クリスマス限定コレクションでしか味わえない魅力のひとつ。
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2019年のホリデーコレクションの限定アルハンブラは、パリの美的センスが詰まったフランスを代表する陶器であるセーヴル焼のペンダントが起用されました。お色はターコイズブルーによく似た青色が美しいセレスティアルブルー。
セーブル焼きが起用されたのは2015年の限定コレクション以来。濃薄や色味が一点一点、わずかに異なるのは焼き物ならではの楽しみのひとつですね。
セレスティアルブルーのまわりをイエローゴールドのビーズが温かく包み、限定コレクションの証であるセンターダイヤモンドが艶やかな輝きを添えてくれます。

2020年のホリデーコレクション限定アルハンブラは、ホワイトゴールドに施されたギヨシェ彫りのまばゆい煌めきが印象的。2009年以来?!素材は久方振りのホワイトゴールドが起用されました。
熟練の職人によって一点一点、丹念に彫り込まれた「ギヨシェ彫り」は、元々は腕時計に施されていた伝統的な装飾技法です。ペンダントの中央から太陽光のように放射状に刻み込まれ、一層の輝きを放ちます。

2021年のホリデーコレクション限定アルハンブラは、淡いローズピンク色の「ロードナイト」に、ピンクゴールドのメタルがあしらわれたアルハンブラネックレスです。昨年の「ギヨシェ彫り」とは打って変わって、フェミニンで可愛らしいデザインが印象的。
天然石であるロードナイト、ペンダントにした時のお色味や模様に個体差がありそうです。お値段は445,500円。2021年8月に約5%の値上げをした事もあり、従来よりややお高めの印象です。