今まで当コラムで使ってきた金の前年比のチャートをブラッシュアップしました。
この記事の要約
今回の記事では、従前の金の前年比チャートをアップデートし、そこから導き出される金価格の展望を解説。
- まず今までの金の前年比チャートの特徴とは?
- 新たな金の価格チャートとは?
- 新たなチャートから導き出される結論は?
では、行きましょう。
従来の金価格の前年比チャート
こちらが今まで使用してきた金の価格とその前年比を並列に並べたチャートです。

2024年7月から2025年9月頃までは、前年比が40%を越えると大きく調整したことを示し、それ以降は60%、70%と上値を越えてきました。
これでは今後、前年比100%や白金(プラチナ)のように150%があっても不思議ではない可能性があります。
新しい金のチャートとは?
昨年、金の価格はドル次第であると結論づけました。
そこで考えたのが、ドルの前年比と金の前年比の比較チャートです。
この場合、系列9がドルの前年比、青線が金価格となります。

このチャートは金とドルが反相関関係にあることを示しています。
ただし金が絶対値、つまりマーケット価格であるのに対して、ドルは前年比で表現している点がよくありません。
つまり、相対値と絶対値を比較しても正しい評価は得られないということです。
決定版の金の新チャートを公開!
そこで金の価格もパーセンテージ表記にしようという試みです。
系列2のオレンジ線が金の前年比で左軸、系列1の青線がドルの前年比で右軸(反転)になります。

こうやって見ると、300くらいが去年の9月あたりになります。
青線(反転)のドルが下落すると金の前年比も上昇していることがわかるでしょう。
ここから導き出される推論は、ドルの前年比がこれ以上下落(グラフでは上に行く)しなければ、金の前年比が70%を越えることはないということです。
つまりドル安にならなければ、これ以上金の価格は上がらないということになります。
この記事のまとめ
以上、今まで当コラムで使用してきた金価格の前年比チャートにおいて、前年比40%から60%、そして70%と価格上限が上がってきました。
そこで新たに考案したのが、金価格の前年比とドルの前年比チャートになります。
ここから導き出される推論は、ドルの前年比がこれ以上下落(グラフでは上に行く)しなければ、金の前年比が70%を越えることはないということ。
ドル安にならなければ、これ以上金の価格は上がらないということです。
という内容の記事でした。














