金が最初に急騰し、最近では白金(プラチナ)やパラジウムも急騰し始めました。残る銅などの非鉄もそろそろの気配です。
この記事の要約
今回の記事では、需要増加に伴い銅の価格が上昇するであろうことについて解説。
- 銅にはどのような用途があるのか?
- EV販売台数と銅価格の関連性とは?
- 銅の生産状況から見える価格の展望とは?
では、順を追って見ていきましょう。
銅とEVの関係

世界最大のEV(電気自動車)生産・販売国は中国になります。
EVには内燃機関がないので製造が手軽で、コモディティ化につながりやすいことが最大の特徴です。
内燃機関の替わりに電気モーターで走るので、電線として銅線の需要が飛躍的に伸びることになります。
一説によると、ガソリンカーの5倍の銅を消費するとも言われています。
EV販売台数と銅価格
では、中国のEV販売台数を見てみましょう。

2024年にピークを迎えた後、一時期の不調を越えて2025年は回復途上にあります。
おそらく数年以内に2024年のピークを越えてくることになるでしょう。
そして、このEVの販売台数が銅の需要を堅調にする可能性があります。
中国国内のEV登録台数をグレーの折れ線、銅価格を青棒線で確認してみましょう。

2021年くらいからEVの販売台数が増えてきたのに伴い銅の価格が上昇し、販売台数が減ると銅価格が減じている関係がわかるでしょう。
2024年も販売台数が減じると価格が下がり、ここ最近の回復に伴い銅価格が上昇しています。
実は銅の生産量は頭打ち
世界の銅の27%を生産しているチリの生産推移を見てみましょう。

2025年に突発的に大きく増えていますが、全体の流れはダウントレンドになっています。
次に世界生産の12%を占めるペルーの生産量です。

生産量は増えては来ましたが、やはりここ最近は頭打ちです。
銅の価格は今でも高値付近になっています。
今後ますますEVが普及し銅の需要は高まれば、価格がさらに上昇することは火を見るよりも明らかでしょう。
この記事のまとめ
以上、銅線として使用されることから、銅の価格とEV販売台数には連動性がある。
こうした中、今後はますますEVの普及が考えられ、銅の需要増加も確定的。
しかし、銅の生産は頭打ちという状況。
現状でも高値付近の銅価格が、ますます上昇していくことは間違いないと言えるでしょう。
という内容の記事でした。

















