最近、わたしはダウンサイジングを意識した暮らしを始めました。
長年使ってきた、180センチの大きなダイニングテーブルを、思い切って小さなサイズに替えたのです。
家族が集まること、そして一生使えることを前提に、選んだ無垢の大きなテーブルでしたが、今の暮らしには、正直なところ少し持て余していました。
大きいと、半分が物置になって、残りの半分で食事。
外出から帰ってくると、とりあえず、テーブルの上に置く。など、すっきりとした広いテーブルになるのは、お客さんが来る前のみ。
「今のわたしには大きすぎるわ。でも、高かったし、お気に入りなの……」と、ずっと悩んでいました。
ですが、思い切ってテーブルを変えただけで、部屋は驚くほどすっきりし、歩きやすく、掃除もしやすくなり、気持ちにも余裕が生まれました。
「今の暮らしに合った大きさ」に整えることで、暮らしそのものが軽くなるのだと実感しています。
これは住まいだけでなく、お金にも同じことがいえます。必要以上に抱え込まず、今の自分に合った形に整える。それが、整理の基本です。
年末は「最終整理」を考える絶好のタイミング
年を越すと、また日常に追われ、先送りになりがちです。だからこそ、この年末はご家族で、
・家計の見直し
・保険の整理
・スマホ代やサブスクの整理
・持ち物の棚卸し などを行うのに、とても良い時期です。
金やブランド品についても、「今すぐ売る」必要はありません。
ただ、何があり、どのくらいの価値になりそうかを知っておくことは、大きな安心につながります。
選択肢を持っている状態こそが、50代以降の強みです。荷物や心が軽くなると、お金も人生も動き出すでしょう。老後の資金づくりは、無理をして増やすことだけが正解ではありません。
ダウンサイジングは、我慢ではありません。手放すことで、
・管理の負担が減り
・気持ちが軽くなり
・お金の不安が和らぐ そんな変化も、確かにあるでしょう。
来年に向けてのごあいさつ
今年も一年、お金や暮らしについて一緒に考えていただき、ありがとうございました。
50代以降になると、「増やす」「守る」「備える」といった言葉に、少し疲れてしまうこともあるかもしれません。
けれど、無理に何かを足さなくても、無理に資産運用を行わなくても、今の暮らしに合わなくなったものを静かに見直すだけで、お金も気持ちも、驚くほど軽くなることがあります。
来年はぜひ、「がんばるお金」ではなく、「自分に合ったサイズのお金」を意識してみてください。
ダウンサイジングは、我慢ではなく、これからの人生を心地よくするための選択です。
新しい一年が、少し安心できて、少し身軽で、ご自身らしい時間を大切にできる年になりますように。
どうぞ、よいお年をお迎えください。



















