今回は高級宝飾品、ダイヤモンドの価格見通しについてです。
この記事の要約
今回の記事では、ダイヤモンド原石のアメリカへの輸出量、米金利と販売量との関係を紐解きながら、バブル状態の米株価との関係性も含めて解説。
- まず、金利が上昇すればダイヤモンド販売が落ち込み、下降すれば増える関係性が確認できる。
- この上で、欧米諸国の中銀は、今後の利下げの可能性を示唆している。
- つまり、ダイヤモンド販売の増加要因ということ。
- また、バブルとさえいえる現在の米株価から、お金があり余っていることが見て取れる。
- ダイヤモンドのような高級品を買う傾向に変化していくと見るのが自然。
- つまり、今がダイヤモンドの買い時。
では、見ていきましょう。
ダイヤモンドの販売量
ダイヤモンドの小売価格はお店によってまちまちで、有名ブランドのダイヤモンドは、目の玉が飛び出るような価格になっています。
そんな中、ダイヤモンド販売の大手といえば、ロンドンに本社を置くジェムダイヤモンドです。
さて、下記のグラフはアメリカのダイヤモンドのノンカット、ノンセット、つまり原石の輸入量です。

経済成長に見合った輸入量ではない、つまり売れていないことがわかるでしょう。
次は、コインや宝飾品などの原石の輸入量になります。

ダイヤモンドほどの低迷ではありませんが、株価やドルの安さからいえば、もっと売れてもいいはずでしょう。
ダイヤモンド価格低迷の理由と米金利
下記は、ジェムダイヤモンドのダイヤモンドを含めた宝石のアメリカへの輸出、販売量と、黒点線で金利を表したグラフです。

黒点線の金利が上昇すれば販売が不振になり、下降すれば輸出量が増えていることが見て取れます。
金利が高いということは、物価が上昇するという意味になるので、販売量が落ち込むという考え方でよいでしょう。
直近1年間にすると、以下のようになります。

去年11月まで金利が急騰した時には、やはり輸出量が大きく減少しています。
金利が低下した現在の販売量は、想像に難くないでしょう。
米株式のバブルはダイヤモンドにも影響する

日本でもアメリカでもヨーロッパでも、インフレの抑止が効いてきていることが確認されています。
日本は利上げや緩和停止が既定路線なので、今後は販売不振になるかもしれません。
しかし欧米諸国の中銀総裁は、利下げの可能性を次々と示唆しています。
金利の下落は、ダイヤモンドやそのほかの宝石販売量の上昇要因です。
加えて、年間で50%も上昇するナスダックなどはどう見ても高過ぎます。
アメリカ株はバブル入りといってよいでしょう。
それだけお金があり余っているということです。
かたや日本は、まだバブルではないという判断になります。
アメリカではこの株高によって今後、人々がこぞって高級品を買う傾向に変化していくのではないでしょうか。
どう見ても、今のうちに株も金もダイヤモンドも買い、になってくる可能性があります。














