今回は、株や暗号資産の価格低迷によって、ダイヤモンド投資が活発になっている件について解説していきます。
かもしれない投資、、、芸能界でも騒がれているとおりです。
暗号資産はご臨終?

今回の新型コロナウイルスの感染拡大に対する経済封鎖によってインフレが発生し、各政府が金利を上昇させていることが株価やビットコインなどの暗号資産下落の原因です。
今までの低金利から上昇するのですから、一般の人は必ず儲かるかどうかわからない株や暗号資産から撤退して、現金に資産を預け替えていることが予測されます。
年間で5%儲かる「かもしれない」株や暗号資産よりも、「必ず」利子が3%付く銀行預金に世界の資金の流れがシフトした結果です。
ですから、暗号資産は今後金利が下がれば復活するかもしれませんが、現状で金利の低下が見込まれないので、ご臨終になる可能性の方が高いのです。
このご臨終の意味は、例えばフェイスブックが仮想通貨を発行しようとしましたが、米議会が強硬に反対を行う理由を考えてください。
世界に30億人いるユーザーがこのフェイスブックの仮想通貨を使えば、アメリカの法定通貨であるドルの価値低下につながります。
米経済は借金で運営されているので、ドルの価値が減るとますますの借金をしなければならず、最終的には国家破産になってしまうので、それを認める訳がありません。
つまり国家にとって円やドル、ユーロなどの法定通貨は統治力の源泉であり生命線。
ないがしろにすると国家存亡の危機になるので、暗号資産を承認するわけがないのです。
暗号資産は国家の敵

暗号資産天下だった中国では共産党が一斉に禁止し、デジタル人民元の運用を開始しています。
今後もこの流れが続くでしょう。
つまり国家がデジタル通貨を作り、それを流通させ、暗号資産は徹底的に禁止にしていくのが時代の趨勢です。
円よりも強い暗号資産が存在すれば、円の信用によって統治を完成させている日本政府がどうなってしまうかを考えてください。
円が信用できるから皆が円を保有しているのであり、それよりも信用ができるものが存在したら、その新暗号資産のオーナーが時間の問題で日本の代表になってしまいます。
そんな危険なものを各国の政府が承認するわけがありません。
暗号資産の時代は、各国の政府に信用がある限り来ないというのが現時点での見解で、むしろ暗号資産が力を得ることができないと気付いた投資家は、徐々に暗号資産離れを起こすでしょう。
ゆえに、ご臨終の可能性が高いのです。
ダイヤモンド高騰といっても…
株や暗号資産がダメな状態になっていて、以下のような記事が出てきました。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220720-OYT1T50036/
引用元:読売新聞
上記で説明したように、株を買っても暗号資産を買っても儲かる「見込み」であり、決して預貯金のように儲けが確定するわけではありません。
つまり無知な人々は、株や暗号資産がダメになったから、どこかほかに急騰する商品を探して、それがダイヤモンドになっただけの話。
だからといって、利益が保証されるわけではありません。
一時的に上昇するかもしれませんが、安定的に上昇することはないでしょう。
なぜなら皆が安全、安心が好きで、利益が保証されている預貯金や債券投資に行くのが自然の流れだからです。
リスクが好き、という方はおそらく少数派でしょう。
この記事のまとめ

今回の記事では、暗号通貨の終焉とダイヤモンドの高騰について解説。
暗号資産が弱くなった理由は、各国で魅力的な金利が発生することが見込まれるから。
そもそも暗号通貨は、国家が発行する通貨の敵のような存在。
遅かれ早かれ各国とも、中国において暗号通貨が禁止されてデジタル人民元が発行されたのと同じ流れになるだろう。
そして今高騰を見せているダイヤモンドは、たんに株や暗号資産がダメになったから投資家の矛先が向いているだけ。
銀行預金や債権のように利益が確定してはいないので、一時的に上昇しても安定的に上昇することはない。
こういう内容の記事でした。