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地金から宝石を外す方法
貴金属製品や宝石、ダイヤモンドなどのジュエリーや
アクセサリーを買取りさせていただいている中で、
どうしても宝飾品として再販できないお品物もあるのも事実です。
理由として小さかったりデザインが古かったりと様々。
今回はそんなお品物をどのように選別して解体するかを
赤裸々にお見せいたします。ご質問は0120-954-679まで。
石のはずし方は動画でもご覧いただけます!
今回は難易度の高い、印台リング(指輪に石が埋もれている)が題材ですが、
一般的な立て爪のリングであればより簡単に外すことができます。
リファスタではジュエリーやアクセサリーなどの宝飾品の買取り後に再販方法を検討します。なるべく高く買うためにもちろんそのまま再販するのがコストもかからないで一番高い売り上げになるのですが、古いアクセサリーだったり無垢な地金だったりするものは[金やプラチナの地金]や[ダイヤや宝石]と仕分けをして再販します。その際の作業内容を少しここでご紹介します。
※ダイヤモンドの付いた立て爪リングからの爪の外し方,起こし方は別ページにご紹介しております。
※ダイヤモンドの付いた立て爪リングからの爪の外し方,起こし方は別ページにご紹介しております。
本日買取をさせていただいた中の一部となります。が18金で、プラチナの指輪が一つと14金のホワイトゴールドのペンダントヘッドが一つございます。この手のベビーパールやマベパールの有機質宝石は、取り巻きのメレダイヤなどがたっぷりと付いたデザインでなければ再販はほとんど不可能となります。ラピスも穴が開いて留っており、サファイアとメレダイヤは外して生まれ変わります。
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まずはベビーパールのイヤリング。10Pが真ん中に穴を開けてループされたイヤリングです。2015年現在パールアクセサリーがアパレル業界では上り調子で、田崎などのパールジュエリーは僕らも注目しております。ただ古いパールはテリもないため、また穴が開いた状態では次の製品の石にもなりにくいためスクラップとして解体します。
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このようなパールアクセサリーは外し方は至って簡単です。糸が通ったパールネックレスも同じですね。どこでもよいので一本パチッと切断すると、パールは流れ出るように取れていきます。それでもこのイヤリングは年数のために間に皮脂と埃の塊が入っていたため、一つ一つをニッパーで外す結果となりました。
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すべてベビーパールを取った形となります。この手のイヤリングは留め具のアジャスターもすべて18金を使用しているため、この他に外すところなく買取る事ができます。逆にループタイプのイヤリングですと、稀に中にスチールのバネで開閉をするタイプがあり、その中のバネは変えないため分解の工程が一つ増える事となります。
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外れたパールたちと買取ができるイヤリングとなります。意外と太い線地金だったので手で曲げるのは困難です。こう言ったパールは専門の引き取り業者にグラム当たり幾らと言った形で売るか、そのまま処分してします。理由としてパールを磨いて再度別のジュエリーへ…と言うパターンをやらないのはその方がコストがかかるからとなります。
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次に花珠のパールイヤリングとなります。こう言ったセッティングの場合には、真珠側に穴を開けて地金のオスを刺して専用の接着剤で留める形となります。ですので無垢な花珠としての再販はできません。このイヤリングもこう言ったシンプルなデザインではなく周りにメレダイヤが沢山せっとされていれば解体せず再販します。
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先ほども言った通り、真珠を外すとこの様な差しこむ方が現れます。先ほどのイヤリング同様アジャスト部分も18金ですのでこれ以上解体は行いません。奥に見える無垢なチェーンもそのまま地金として精錬となり、インゴットや材料として生まれ変わります。
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次はハートのルビーがセットされた14金のホワイトゴールドのペンダントヘッドです。チェーン通しの部分にメレダイヤがセットされていますし、ルビーも3連と少しデザイン性があるので解体には勿体ないかもしれませんが、買取の際に再販するパターンコストとは合わないと判断しスクラップ扱いとなりました。ルビー自体は同じような石を集めて再販するために、傷つけないように慎重にはずし、下の写真のようになりました。
※ご自分でマネされてダイヤモンドを壊してしまった、無くしてしまったと言う事もあるかと思いますのでお気軽に店頭にお持ちください。
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今回の唯一のプラチナジュエリーリングとなります。小さめのサファイア、汚れているメレダイヤ。デザインも古く、再販するには印象として悪いためスクラップ扱いとなります。「印象として悪い」ってどんな印象?と質問がある時がありますが、その答えは「答えなんかない」と言ったところでしょうか。常に新しいトレンドを感じるために、様々なジュエリーの数を見て体に覚えさせるというイメージですね。だからリファスタでは買取額が必然的に高くなるんです。
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こう言った覆輪留めの場合には、まずは裏を見てどの様になっているかを判断します。このリングの場合には裏抜き(裏側を薄くして地金を軽くする技術。と同時にコストも安くなるというメリットがある)がされているためリングの6時方向をニッパーで切断して解体する形となります。
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6時方向を切断して、両端をニッパーで持ち捻りを加えると簡単にメレダイヤとオーバルサファイアは取れてしまします。ダイヤモンドも一つ一つが留まっているのではなく、2方向だけで留めているだけのため脱却は容易です。経年汚れの皮脂なども一緒に落ちるためメレダイヤと汚れかすは後程しっかり分けます。
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最後にサファイアの周りに付いた覆輪の残りを慎重に外します。ニッパーで両方を持ち、製品の上側にかしめて捻るとサファイアが浮き出てきます。プラチナは非常に柔軟性に富んだ金属ですのでこの様な事が可能なのですが、18金や14金、10金ですとこうは行かず、サファイアを傷つけずに外すとなると切断工具で外さなければなりません。
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最後にピンククォーツのペンダントヘッドです。綺麗なカボションですが、残念ですが石の値段に、再販するためのコストは合わないためスクラップ扱いとなりました。周りの石は一見ダイヤに見えますがホワイトサファイアがセットされているために価値としては低い判断となります。中石のクォーツ以外はニッパーでバリバリと破壊しながら外します。
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石を全て外した状態となりました。ここまでで3分ほどで作業を完了いたします。18金、14金、Pt900、14金のホワイトゴールド、ルビーにサファイア、パールとピンククォーツ、ラピスラズリにパールたち。残念ながらここにある色石たちは種類ごとに仕分けをしてロット単位で再販いたします。個別に価値がある色石と判断した場合には鑑別書を取ってからの再販となります。
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次に地金を品位ごとに重量を量って仕分けをして作業終了です。手間を省くためにこの工程は1日に1度のみです。終業時に商社や地金商に当日の貴金属の品位ごとの重量を報告して当日の価格を約定し作業終了となります。写真にはないメレダイヤたちも勿論形や品質により仕分けをして再販いたします。
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以上がお買取りさせていただいた商品である宝飾品を解体する工程となります。それぞれに、お客さまのさまざまな気持ちが入ったお品物ですので、インターネットという環境で「品物を壊す」と言った様なこの工程を見せるのには僕自身も最初は抵抗はありましたが、自分たちが売った指輪やネックレスがどのような形になり再版されるのか…と言うお客さま側の疑問も少なからずあると思いましたので、今回簡単ではありますが【地金から宝石を外す方法】と言ったタイトルでのコンテンツを追加させていただきましたので、ご理解をいただければ幸いです。それでは引き続きリファスタの買取サイトをご覧いただき、買取サービスのご依頼を心よりお待ちしております。
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