立て爪リングの
ダイヤモンドの外し方
ダイヤ買取の際に一番多いのが、
TV放送などでダイヤモンドの買取を知って
昔の鑑定書と一緒に持ってくる一般的な
立て爪のダイヤモンドリングとなります。
今回はお買取り後にダイヤモンドと
リングの地金部分の外し方などをご紹介いたします。
石のはずし方は動画でもご覧いただけます!
今回は難易度の高い、印台リング(指輪に石が埋もれている)が題材ですが、
一般的な立て爪のリングであればより簡単に外すことができます。
リファスタではダイヤモンドの買取り後にルース(裸石)の状態にする場合があります。その際に通常の鑑定士ですとこの様な解体作業は行わず外注に任せてしまう場合もシバシバございます。当方では熟練の鑑定士兼バイヤーのこの様なジュエラースキルも常に磨いている為、リジュエリー前にダイヤモンドだけを外したいと言うお客さまも数多くいらっしゃいます。詳しい説明と共に、ココに解体方法を掲載いたします。
店頭に来て頂くお客様へ
このページでは立て爪リングからのダイヤモンドを外す方法をご紹介しておりますが、これ以外にも小さなメレダイヤも外します。但し基本的には全てお買取をさせて頂きますので、「地金は買ってもらってダイヤは返してほしい」と強く懇願されたお客様のみお受けいたします。外した貴金属はもちろん全てしっかり買取いたしますし、後日やっぱり使わない!と言ったメレダイヤももちろんその場で現金にさせて頂きますのでお気軽にお申し付けください。
立て爪リングからのダイヤモンドを外す工程をご案内
※画像をクリックすると拡大いたします。
お写真が0.63ctのセッティングされた立て爪のダイヤモンドリングとなります。現在ですともう少し爪が低く、ティファニーセッティングで有名な低い6本爪が主流となります。しかもデザイン性に富み脇にメレダイヤをあしらった物や、カーブを付けてファッションリングとしても使える形が多いですが当時はダイヤモンドを如何に大きく見せるかが重要でしたのでこの様な形が多く見られます。
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かなり年数も経っておりますのでプラチナが凹んでたり、ダイヤの裏に汚れが付き、折角カットが良くても燻んで(くすんで)見えたりしております。この様な状態での査定が殆どですので、査定前に後でご紹介は致しますが、鑑定士がお客さまの目の前でエタノールの希釈液やセーム革(鹿革)で表面の汚れを取り除き査定に入っております。
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査定前に地金の金性(キンショウ)をルーペにて目視で判断します。このお品物は造幣局の刻印が入っておりますので特殊な鑑定は行いませんが、昔の"Pt"のみの刻印や、工房で作ったままの商品で金性の刻印無しの場合にはX線照射検査などで金性をお調べ致します。ただそこは鑑定士の長年の鑑定スキルやプラチナの特性(粘り)などでも判断致します。
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ダイヤモンドの石目(いしめ。石の重量となります。)も確認し鑑定書があれば付け合わせも致します。刻印が無くてもダイヤの直径寸法と深さでラウンドブリリアントカットであれば大よその重量は測定可能です。因みにこのダイヤモンドはルース(裸石)にした際にカラットスケールで量ると0.631ctとなりました。稀に0.62*ctをかさ上げする場合も有りますが殆どは寸法でカラット数は測定可能です。
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次にニッパーを2本用意致します。石外し(爪起こし)の工具も別にありますが、覆輪留め(ダイヤモンドの周りを覆って留める手法)やニッパーで摘む長さが無い様な爪以外はこの工具でダイヤモンドの脱却は可能です。ダイヤモンドはモース硬度10の地上で一番傷に強い宝石ですので、故意にニッパーでキズを付けようとしてもキズは付きませんのでご安心ください。
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写真の様にニッパーの背の部分をダイヤリングの爪に当てがい、そっと起こします。この位の大きさであれば片方は指で大丈夫ですが、ある程度の厚みのある爪の場合には指ではなくニッパーで地金の袖部分をしっかりと固定し爪を起こします。プラチナは非常に粘り気のある柔らかい貴金属ですのでK18(18金や750表記)等より簡単に起こす事が出来ます。【加工がし易い】と言うのがリングにPt900~Pt950が使われる理由でもあります。
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1本を無事起こす事が出来ました。この爪のピッチであればもう1本起こす事が出来ればダイヤモンドは簡単に外す事が出来ます。熟練の鑑定士であってもこの作業は非常に難しく、リファスタの鑑定士であればこの様な作業は数秒で終了する事が出来ます。この様なスピード感も買取価格を高く維持できるリファの秘密です。
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2本目も無事起こす事が出来ました。この後ダイヤモンドリングを下に傾ければダイヤモンドは簡単に外れています。プラチナは本当に粘りのある柔らかい金属です。だからこそ熟練の職人がダイヤモンドを壊さないように止める事が出来るのです。さてこれにて、脱却作業は終了です。リファスタではこの作業だけでも承る事が出来ます。勿論無料で行っております。例えばダイヤモンドだけはリジュエリーして、地金だけ店頭で売却、、、なんて事もシバシバございます。お気軽にお申し付け下さい。
※ご自分でマネされてダイヤモンドを壊してしまった、無くしてしまったと言う事もあるかと思いますのでお気軽に店頭にお持ちください。 |
次に前述の通り希釈液で洗浄します。この液に浸けたからと言ってダイヤモンドが溶けたり変色したりは一切ございませんのでご安心ください。アルコール部分で表面の皮脂汚れや埃などを浮き上がらせ綺麗にします。塩酸と硝酸でボイルしてしまい完全に何も汚れを付かせない場合も時としてありますが、この後にGIAやCGL(中央宝石研究所)などでグレーディングレポートを作る為殆どは簡単な洗浄で終わらせます。
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綺麗なダイヤモンドとなりました。先ほどとは見違える様ですよね。※撮影の問題で少しくすんではいますが。。。 このダイヤはテーブルが少し大きめで不格好のイメージです。少し削って(リカット)形を整えるかを査定の段階で鑑定士が考えます。もちろんダイヤモンドの相場の上下と為替の上下でお値段も変わるのも考えながら一番のお値段を出せるのはリファスタだけと自負しております。
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最後に…
この様な形でリファスタでは、一般のお客さまからお買取させて頂いたエンゲージリング等はダイヤモンドと地金(リングやネックレス)を別けて再販する事が殆どですが、例えばデザイン性の富んだファッションジュエリーなどはこの様な解体作業はせずにそのままの再販が可能な為、そこは熟練の鑑定士兼バイヤーが瞬時に査定時に判断してお買取りをさせて頂きます。お見積もりは無料で行いますので店頭や遠方のお客さまは宅配買取のお申し込みをお待ちしております。休業日は臨時休業日のみですのでホームページのトップページをご覧頂くか、0120-954-679(11:00~18:00)までお気軽にお電話下さい。専門鑑別査定人が常駐しているリファスタがアナタのダイヤモンドジュエリーをお待ちしております。 |
買取方法のご案内
お客様にご負担いただく手数料はございません
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査定・見積り
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宅配キット
0円
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キャンセル返送料
0円
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振込み手数料
0円
店頭買取と選べる2つの無料宅配買取をご用意。宝飾品・貴金属製品はお品物が到着したその日に査定。ご成約後、最短即日振込み。お申込みからお取引き完了まで、迅速にご対応いたします。
店頭買取(ご予約優先)
STEP.01
ご来店
STEP.02
査定
STEP.03
お見積り
STEP.04
お支払い
必要なものはお品物とご身分証のみ。専用フォーム、またはお電話にて事前予約を承っております。
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梱包・発送
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査定・見積り
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査定後のキャンセルは1点から全品まで対応。返却、ご返送料も無料です。
すべてのお品物にお値段が付かなかった場合に限りご返送料をお客様にご負担いただいております。
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