アーティスト紹介 ロバートスミッソン/RobertSmithson

アーティスト紹介 ロバートスミッソン/RobertSmithson

「Broken Circle and Spiral Hill」オランダエメン市の砂の採掘場の海岸線に作られた

今回ご紹介するアーティスト「ロバートスミッソン/RobertSmithson」は35歳の若さでこの世を去ったアメリカ出身のアーティストです。

ユタ州ソルトレークシティの絵画インにある巨大な渦巻きランドマーク「スパイラルジェッティ」を目にしたことがある方も多いのでは?

この記事を読んでいただくと

  1. 主なプロフィール
  2. 代表作
  3. 作品オークション情報
  4. アーティスト関連最新情報

などについて知っていただけます。

アートに興味関心のある方にはきっと面白くお読みいただけます。

ぜひご一読ください。

※記事内の写真画像はフリーライセンス画像提供元「WikimediaCommons」などから引用させていただくこともあります。ご了承ください。

ロバートスミッソンのプロフィール

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オランダに愛されたロバートスミッソン。作品はクレラー・ミュラー美術館にも。

幼少期

1938年1月2日米国ニュージャージー州で誕生。

幼少期から芸術に関心が高い子供だった。

青年期/学生時代

1954年ニューヨークのアートスチューデントリーグの奨学金を得て、ブルックリン美術館アートスクールで絵画とデッサンを学ぶ。

ドナルドジャッド、ロバートモリスら戦後の抽象表現主義に大きな影響を受けた。

創作初期創作中期

1950年代終わりにはアートディーラーから注目される存在となる。

ニューヨークのアートシーンに大きく影響された時期は、LGTBコラージュやドローイング抽象絵画表現が多かった。

創作後期現在

1960年代から1970年代にかけて当時大きなムーブメントとなっていた「ランドアート」と呼ばれる自然=地球を舞台とした表現に関心が移る。

三大ランドアート「スパイラルジェッティ(1970年ユタ州)、ブロークンサークル」「スパイラルヒル(1971年オランダ)「アマリロランプ(1973年テキサス州)」ほか多くの土工プロジェクトを手掛けた。

このころ独自の表現スタイルとして「サイト-ノンサイト」を生み出す。

これは作品と展示場所の関係性を説明したもの。

具体的には「サイト=野外展示」「ノンサイト=美術館やギャラリー」と定義。

自然や経済活動および時間の影響で絶えず形を変える作品の意味付けにも引用。巨大なランドアート作品はサイト、美術館やギャラリーのための「どこにでも展示できる」小さな作品を「ノンサイト」と定義した。

1973年7月20日テキサス州アマリロ近郊スミッソンはテキサス州でのプロジェクト『AmarilloRamp』の予定地を探していたときにヘリコプター墜落事故でパイロットらとともに死亡した。

ロバートスミッソンの代表作

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スパイラルジェッティが作られたソルトレークシティにある塩湖の風景

作品タイトル 「SpiralJetty」

製作年度 1970年

MEMO ユタ州のグレートソルト湖にある長さ457.2mの巨大スパイラルは、多くの雑誌他メディアに今なお登場する。

6500トンの岩、土砂、塩が使われている。

作品タイトル 「AMARILLORAMP」

製作年度 1973年

MEMO 死の原因となった舞台テキサス州アマリロにあるテコバス湖での作品プラン。

直径42.7メートル、最大高さ4.6メートルの巨大土工作品は、人工湖の底部から姿を現すように計画されていた。

妻でありアーティストであるナンシーホルト、リチャードセラ、トニーシャフラジによって事故後わずか1か月後に彼の遺志を継ぎ完成させた。

ロバートスミッソンのオークション落札情報

作品タイトル「Alogon」 

  • 落札価格 4,297,000米ドル
  • 落札年 2008年
  • オークションハウス サザビーズ

MEMO 壁から規則的に並んだ正方形のオブジェ表現。

タイトルの由来は古代ギリシアの数学者ピタゴラスが「(人間が理解できる)数字で表わせない数字=Alogon」によるもの。

作品タイトル「DoubleNonsite,CaliforniaandNevada」 

  • 落札価格 1,815,000米ドル
  • 落札年 2019年
  • オークションハウス クリスティーズ

MEMO 5つの鉄製の箱を組み合わせたオブジェ。

それぞれの箱にはカリフォルニア州マール山地の溶岩、ネバダ州トルーマンスプリングス近くの噴石が入っている。

古代の火山の噴火口の地層からの石は地球誕生以来の壮大な時間の流れを象徴。

ロバートスミッソン作品と出会える場所

国内には常設展示情報確認できず

ロバートスミッソンの最新情報

死後半世紀近くたった今、風や太陽、そして時間によって変化しながら魅力を増し続けるスミッソンのアート作品。

残された作品の真価を改めて私たちに知らしめているようです。

現在も近しい人たちによって財団が運営されており、地球をキャンバスにしたスミッソンの遺志は確かに受け継がれています。