新型コロナウイルスに現代人の問題あり

読者からの質問

新型コロナウィルスは、中国だけではなく日本をはじめ世界中で大騒ぎになっています。

今回は、現代人がこの問題にどう対処していくかを考えます。

海外旅行、27日から禁止 新型肺炎拡散防止へ移動制限―中国

引用元:時事通信

という記事から、「経済が停滞するのではないか、中国人旅行客を当て込んでいる業者にとっては相当なダメージになるのではないか?」というご質問をいただきました。

弊社なりの回答をしていきます。

新型コロナウイルスの致死率

新型コロナウイルスは、再三にわたって申し上げるように、特に問題はありません。

理由の一つは、過去のSARSやMERSなどの新型インフルエンザと比較すると極端に致死率が低いことです。

致死率
SARS  9.6%
MERS 34.4%

今回の新型ウィルスの致死率は3%で、人間が生きていく上で大きな脅威がないことになります。

新型コロナウイルスの問題点

新型ですから、ワクチンという抗体が開発されるまでには1年はかかり、年内は無理です。

ゆえに高齢者や乳幼児のような体力のない人たちにとっては、感染を防ぐワクチンがなく、罹患の可能性は高まることがリスクになります。

健常者はよく食べて寝て休む、通常のインフルエンザの対策で十分です。

普通にしていれば感染する可能性は少ないのに、世間は大騒ぎです。

この要因も解説しましたが、

① 新型ということで未知
② 中国政府には感染を縮小させる手段がない(絶対的な病院、医師の不足)

これが問題の根幹がわかっていないメディアが大騒ぎする理由です。

何の問題があるの?

新型コロナウイルスの発生地で湖北省の省都である武漢

致死率3%とは乳幼児、高齢者は要注意ですが、健常者と同じくよく食べて寝て、休むことで予防できますし、手洗い・うがい・外出の制限で十分にできます。

しかし、中国にはそれを広報する医師や病院などがないので、中国人の意識の低さも相当な問題があるのです。

メディアによっては、飯のタネですから不安を拡大することが商売という面もあるでしょう。

こうやって見ると、そもそも武漢が1100万人の人口で感染者1100人(1/25現在)、通常のインフルと何の違いがあるのかという問題です。

インフルの流行と寒暖差

寒暖の差の激しさが感染の拡大を招く

要するにインフルとは風邪ですから、大流行するのは寒さと寒暖差です。

皆さんはお気づきにならないと思いますが、人間の体が疲れるのは温度の差です。

今年の日本は暖冬だと騒いでいますが、今年のような天候は非常に体が疲れるのです。

そのことを意識していないのは、若いか極めて健康なのかどちらかでしょう。

これだけ暖かくてもインフルが流行するのは、簡単なことです。

寒暖の差が激しく体が疲れていますので、インフルに罹患しやすいのです。

武漢の天気

武漢の天気を見れば、今後さらに拡大するかわかるでしょう。

https://tenki.jp/world/5/90/57494/

引用元:tenki.jp

ほぼ毎日10度程度の差があります。

考えてみてください、仮に冷蔵庫の温度が2〜3度で気温が10度くらいの場合、冷蔵庫に入っている食品の鮮度は保たれますが、人間がそこに出入りすればどうなりますか?

全身運動や血流が相当激しくなれば疲れるのは当然です。

この気温推移では、武漢でコロナウィルスはまだ大流行するでしょう。

そもそも武漢という町を閉鎖する云々の問題ではなく、市民一人一人の体温を一定に保つ努力が流行の拡大を防ぐということを中国当局がわかっていませんので、まだまだ拡大します。

こうやって考えていくと、今年の春節の中国人を期待した商売は日本では無理という結論に至ります。

一番重要な問題

交通事故現場をスマホのカメラに収める野次馬

人間は、目の前に起こっていることばかりを考えます。

交通事故を目の前に見ると、通り過ぎるドライバーが減速し、余計に渋滞します。

何が言いたいのかといえば、現代のほとんどの人が短期的利益と長期的利益を考えることができないのです。

ほとんどの人は目の前の交通事故を見たいスケベ根性があり、それに費やした時間のロスを気にしません。

そんなことに時間を費やしても一銭の得にもならないのに、無意味なことに時間を費やします。

こういった問題に対処するとき、短期的な利益なんてどう工夫してもあきらめざるを得ません。

なぜなら、中国人に変わる旺盛な需要を日本人やそのほかの外国人に求めても、そんなことがあり得ないからです。

ですから、短期的な利益は切り捨てるのです。

嫌いな人を近づけないのと一緒のことです。

まともな大人なら次善策を考える

中国人をはじめとする観光客で賑わいを見せる2019年の大阪の道頓堀

来る予定だった中国人が来ない「どうしよう」と言っても、一人の力ではどうにもならないのだから、さっさとあきらめればいいだけで、悔やんでも仕方ありません。

嫌いな人が近寄ってくるのであれば、あなたはどうしますか?

簡単です、すなわち周囲に嫌いな人が来ないような環境を作る、例えば好きな人たちばかりで周囲を固めるのが常道でしょう。

ないしは姿を消すのも一般的です。

つまり、考えても仕方のないことを「ああだったら、こうだったら」なんて幼稚なことを考えても仕方ありません。

まともな大人は次善の策を考えます。

自然災害と新型ウイルス

過去の統計からは、こ災害のあとの需要は大きく伸びる

近年自然災害が多い日本ですが、今回のコロナウィルスも自然災害のようなものです。

消費税増税でも大騒ぎしましたが、ほとんどの事業所では売上は実際に落ちていません。

それを評論家連は「落ちる、落ちる」と騒いでいました。

今回のにわかコロナウイルス専門家もえらそうに語っています。

しかし、過去の統計からは、こういった自然災害のあとの需要は、今回の春節で見込んだ需要よりも、来年の春節や次の中国の大型連休ではもっと大きく需要が伸びます。

すなわち考え方の問題です。

人はピンチになると短絡的になる

危機に陥るとその人の本性が見えるものだ

中国人が次回日本に来たとき、今回来たときよりもお金を持っているのは当然でしょう。

そう考えると、今回儲からなかったからと言って悲観することなく、ライバル店に差をつけるために、もっと商売の質を上げようと考えるのがまともな人間です。

人間はピンチや悲惨なことに遭遇すると、目の前のことにしか関心が行きません。

そして、短期的な利益を失ったことを悲観し、長期的な利益を考察しようとしない傾向があります。

嫌いな人が度々接触してくる、もしくは嫌なことが起こるというと、そのことばかり考える人は、幼稚性が高いとしか言いようがありません。

まともな大人はそんなことを考えるのを避けるために、目先を変える努力をするでしょう。

長期的な視点

長期的、短期的、あなたはどちらの視点を取る?

現在、日本国中がコロナウィルスに目を向けていますが、端的な事象を考えると、暖かくなれば終息するのは目に見えているのに、大騒ぎしている人を見ると無知としか思えません。

長期的な視線に変えてみたり、ほかの商売に熱心になればよいものを、一生懸命目の前の需要が消えてしまったことに悲観している人が多くいます。

でも、過去の統計からは、その消費減は必ず倍近くになって消費が将来にわたって続くと考えれば、「どうでもいいや」と思うようになるのです。

参考までに、日本の成長はあるのかないのか、過去のデータでは不確かですが、中国は低いと言っても5%は成長しています。

今来日して買い物するより、先伸ばして買ってもらったほうが儲かることを根本的に見ていません。

忘れるべきではないメディアの特質と金

北海道の千歳空港の売店から消えたマスク

日本のインテリとか頭がよいと言われている人のほとんどが、常に短期的視野と長期的視野をゴチャゴチャにして、皆さんが納得するように言質を変えているだけの話です。

テレビやメディアは、庶民がパニックになるように報道するのが商売のタネということを絶対に忘れるべきではありません。

杏と東出の別居なんてどうでもいいようなことをセンセーショナルに報道するのがメディアというものです。

金も同じですが、注目は日本が金利を上げ始めたことです。

それでも株価は大崩れしないで上昇しているので、日本は利上げを始めるかもしれないという長期視野を持つことが大事です。

短期的視野から言えば金利は低いまんまということで、金の買いは安心なんて思っていると今年はやられますよ。

短期と長期をきちんと分けて考える人が失敗しない人で、分けることができないのは評論家や専門家、メディアです。