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グッチ/GUCCI

返り咲いたトレンドセッター!アレッサンドロ・ミケーレによる新生グッチ

90年代ファッションリバイバルによってがぜん注目を集める「グッチ/Gucci」はいわずと知れたイタリアンブランドの代名詞。

そして90年代青春時代を送った方々にとって「バンブーバッグ」「ビットモカシン」「ホースビット」など、グッチのアイコニックアイテムはまるで旧友に巡り合ったような気分になることでしょう。

一時の爆発的なブームからは沈静化した感のあるグッチでしたが、2015-16シーズンからチーフデザイナーを務める「アレッサンドロ・ミケーレ」の手腕によって、再びトレンドセッターに返り咲きました。

このグッチ人気再燃ともに、日本女性好みのデザインが揃うグッチのジュエリーも改めてその魅力を見直す人が増えています。

この記事ではグッチの歩んだ歴史、人気コレクション他についてご紹介させていただきます。

ブランドヒストリー1.創業者グッチオの少年時代の夢

 


世界中で最もよく知られるブランドロゴこそ、グッチの「GG」マーク
このグッチのアイコン的存在のGGマークは、グッチ創設者「グッチオ・グッチ」のフルネームに由来します。

グッチ帝国を一代で築いた創設者の歴史とはどのようなものだったのでしょうか。

1881年に革細工職人の街と知られるフィレンツェで生まれ幼少期を過ごしたグッチオは、16歳の時に立身出世の大志を抱いてロンドンに移ります。

そして「一流の人間を知るには一流ホテルが一番近道」と、名門サボイホテルで客の荷物を運ぶポーターとして働きました。

当時から超がつく高級ホテルだったサボイホテルで、グッチオ少年は上流階級の人々を目の当たりにし、すっかり魅了されてしまいます。

その後1902年に故郷フィレンツェに戻り、父親と同じように皮革職人としての道を歩み始めました。

そして結婚し子供も得て幸福な家庭を築きますが、彼の心の中には、かつてのロンドンのサボイホテルで目にした紳士淑女たちが繰り広げる優雅な世界がありました。

「いつかは彼らに使ってもらえるような品物を作りたい」

その願いが彼の胸から消えることはありませんでした。

ブランドヒストリー2.乗馬から始まったグッチの歴史

そしてついに1923年に念願の自分自身のブランドネームを冠した皮革専門店「GUCCI」を立ち上げました。
創業当時のグッチは、主にあこがれ続けた英国から輸入したバッグの販売と修理を行っていました。

しかしほどなくしてあのエルメス同様に乗馬用品を手掛けるようになりました。

良質のレザーを使い、フィレンツェ伝統の職人技で作られる手袋、靴、ベルト、そしてバッグなどのアイテムは、たちまちヨーロッパ中のセレブリティたちに愛用されるようになりました。

勢いに乗ったグッチは、GGマーク同様にブランドアイコンとなっている「ホースビット(馬の口にかませるあぶみがヒントとなった)」を筆頭に、乗馬にインスピレーションを受けたヒットアイテムを次々と生み出していきます。

第二次世界大戦中の物資不足の折には、革が手に入らないためキャンバス地にビニールコーティングを施したり、竹を取っ手に使った「バンブーバッグ」を生み出すなど、逆境をばねにしてグローバルブランドとしての足掛かりをつかむことに成功しました。

各国の王侯貴族、名だたる映画女優の他のセレブ達がこぞってグッチの品を愛用するようになりました。

あのアガサ・クリスティも旅行かばんはグッチ製品と決めていたほどなのです。

その後グッチは世界的なブランドとして一時代を築きますが、同時に様々なトラブルもグッチを襲いました。

一族内の内紛や、大黒柱だったデザイナーがグッチを去るなど幾多の危機が訪れましたが、辛くも乗り越え、現在も「イタリア最強のラグジュアリーブランド」として世界のトップブランドとして君臨しています。

「グッチ/Gucci」の歴史を彩ったデザイナーたち

グッチには、数々のブランドアイコンというべき存在の定番アイテムがたくさんあります。

[ジャッキーバッグ」「バンブーバッグ」「ビットモカシン」「フローラプリント」「ダッドスニーカー」など、枚挙にいとまがありません。
しかし、トレンドはめまぐるしく変わりゆくもの。

しかし、ファッションブランドの宿命として、新しいデザインやアイテムを提案し続けなければ気まぐれな消費者には飽きられてしまいます。
そこでグッチも他のブランド同様に、次々に旬のデザイナーを起用し、グッチ製品のデザインに新しい風を吹き込んできました。

ここではグッチの歴史を鮮やかに彩ってきたデザイナーたちをご紹介します。

「トム・フォード」

アメリカテキサス州出身「トム・フォード」は、クールでスタイリッシュ、それでいながら大人の女性にふさわしいセクシーなデザインを得意とします。

1994年 クリエイティブ・ディレクターに就任後にまず行ったのは、若い女性たちに古臭く映っていたロゴやクラシックなデザインのウェアを刷新し、トレンド色を前面に打ち出したモードなグッチを演出しました。

トム・フォードコレクションの定番アイテム、「細身の体のラインに沿うサテンブラウス」「ホルストンスタイルなベルベット」などのコレクションは多くの女性のみならずマドンナなどハリウッドセレブをも魅了しました。

トム・フォードがクリエイティブディレクターに就任してから10年で、なんとグッチの売上高を10倍以上に伸ばすことに成功しました。

この教学的事実は今も伝説として残り、「トム・フォード シンドローム」と呼ばれています。

「アレッサンドラ・ファキネッティ」

2004年のトム・フォード辞任後、レディスウェアのデザイナーに収入にしたのが元miumiuのデザイナー「アレッサンドラ・ファキネッティ」でした。

トム・フォード路線とは打って変わって、クラシカル・グッチの伝統的なデザインを継承するコレクションを展開しました。

「フリーダ・ジャンニーニ」

グッチの売上高の多くを占めるアクセサリー部門で成功を収めていたのが、「フリーダ・ジャンニーニ」です。

その手腕を買われてレディスウェアのチーフデザイナーに抜擢されました。

グッチ初の女性用香水をプロデュースし、またフローラルプリントを復活させ、再ブームを巻き起こすことに成功するなど、グッチ復活に大きく寄与しました。
ちなみにGUCCIのCEOの一人との実生活でのパートナーであり、グッチ一族の一員ともいえる存在でもあります。

「アレッサンドロ・ミケーレ」

言わずと知れたグッチ効果の立役者が「アレッサンドロ・ミケーレ」です。

2015-16シーズンからビッザーリCEOとタッグを組み、熱狂的なグッチブームが巻き起こりました。

ローマ生まれの「アレッサンドロ・ミケーレ」はオールドグッチのクラシカルなイメージとも、トム・フォードが打ち立てたモードでセクシーなイメージとも全く異なる、斬新で自由なコレクションを展開しています。
デビューした2015年のコレクションでは「ギーク」「ナード」と呼ばれる、いわゆるオタクファッションやパジャマファッションを展開し大きな話題を呼びました。

アレッサンドロ・ミケーレの手にかかれば、古臭く感じる定番デザインがモダンなリアルクローズに変わるのがまさにマジック。

彼のデザイン、スタイリングが「グッチ効果」と称されるのも納得です。

「グッチ/Gucci」人気のジュエリーコレクション


シューズ、バッグ、洋服、そしてジュエリーに至るまで、グッチが作っていないファッションアイテムを探すほうが難しいほど。
ジュエリーも、様々なテイストを持ったバラエティ豊かなコレクションが揃います。

グッチジュエリーの中でも特に人気のアイテムをまとめてみました。

アイコンリング

 

アイコンリングは1964年発売以来、グッチジュエリーの定番として息の長い人気を誇っています。男女ともにつけられるクールでシンプルなデザインが魅力です。

「ルマルシェデメルヴェイユ」コレクション

※こちらはイメージです

 

今最も人気の高いブランドジュエリーといって過言ではない「ルマルシェデメルヴェイユ」コレクション。

爆発的なブームを呼んだのは、猫好きにはたまらない、カラフルな宝石でデコレーションされた「猫の顔」がセットされたシリーズです。

アニマルモチーフを得意とするアレッサンドロ・ミケーレのセンスがいかんなく発揮された魅力的なシリーズです。

フローラコレクション

※こちらはイメージです

 

宝石で形作られた花、手描きのエナメルの蝶、この上なく女性らしいロマンチックなコレクションです。
あのフローラルプリントに着想を得た「グッチ フローラ」は、ダイヤモンドやルビー、サファイアなどのプレシャスストーン、18Kゴールドを使い、色とりどりの花々や蝶を表現しています。

年代を超えて愛される繊細でフェミニンなデザインです。

デザインソースとなった、1960年代にモナコのグレース王妃が愛用したことで知られるフローラプリントのシルクスカーフは、イタリアのアーティスト「ヴィットリオ・アコーネロ(Vittorio Accornero)」の手によるもの。

フローラプリントのアイテムは、今もグッチの名品リストに名を連ねています。

ゴーストコレクション

※こちらはイメージです

 

2016年に発売された後大きな話題を呼んだヒットアイテム。

ゴーストやスカルモチーフGGロゴを組み合わせたチャームは、ハロウィンシーズンにはより人気を集ました。

元オリンピックスノーボーダーという異色の経歴を持つジュエリーデザイナー「トラブル・アンドリュー」とコラボしたコレクションです。

バンブーコレクション

第二次世界大戦中にバッグの材料となるレザーが手に入ら図、苦肉の策として竹を採用したことを記念して生まれたのがバンブーモチーフです。

バンブーバッグのみならず、ジュエリーにもバンブーモチーフは人気です。

リング、ブレスレット、イヤリング、ネックレスなど多彩なアイテムが、プラチナやゴールド、ダイヤモンドのゴージャスなデザインも多く揃います。

 

グッチのジュエリーを手に入れられる場所

日本国内でグッチのジュエリーを手に入れるには、国内主要都市にあるデパートやホテル内の宝飾サロンで購入することができます。

また空港などの免税店でもよく目にすることができます。

▼GUCCI 店舗検索ページ▼

https://www.gucci.com/jp/ja/store?store-search=&search-cat=store-locator

少年の日見た夢の結実「GGマーク」は永遠に!

19世紀の昔、イタリアの一人の少年が立身出世を夢見て海を渡り、目の当たりにした本物の紳士淑女へのあこがれ。
真の贅沢を知る人たちに認められたいという熱い思いこそ、グッチブランドの根底に流れる原動力です。

ただ憧れに終わらせることなく、自分が憧れたその人たちに認められるブランドとして成功を収めた、グッチのサクセスストーリーは言葉にすれば単純ですが、そのはざまには無数の苦労があったはず。

困難な状況においても発想を変えて次々ヒットアイテムを生み出し、しなやかに時代を生き抜いてきたグッチブランドの在り方は、巧みにトレンドをリードする現在のしたたかなグッチの姿に重なります。

今後もグッチは時代が求めるトレンドを見事に形にして見せる稀有な存在として、ファッション界に君臨することでしょう。