ブランドシューズ・靴の
買取価格・相場

多くのレザーシューズに使われる「牛革」。最も上質な牛革と言われるのがカーフスキン（生後6か月以内の仔牛）です。エルメスのケリーブーツは、このカーフスキンにクロムなめしを施したボックスカーフを使用しています。また成長段階によりキップスキン（生後1年以内）、ステアハイド（生後2年以上）と名前が変わり、厚手で耐久性に優れてた革になります。

ルイヴィトン・エルメス・コーチ・クリスチャンディオール・イヴサンローラン・クロエ

軽くて手触りの良い羊革は、成長段階により「ラムスキン」と「シープスキン」に大きく分けられます。ボッテガヴェネタのイントレチャートに使用されているのは前者のラムスキンで、生後1年以内の羊革はしっとりとした風合いが特徴です。手袋には、表面のシボ（しわ）が特徴的な生後1年以上のシープスキンが多く見られます。他にもブーツに使用されるメリノ種の羊革「ムートン」もあります。

シャネル・ボッテガヴェネタ・ミュウミュウ・ロエベ・フェンディ・セリーヌ

アーボンカーフとも呼ばれるハラコは、母牛の体内にいた子牛の革です。短く硬さのある手触りが特徴ですが、カーフ（子牛）やポニー（馬）をハラコ素材と呼ぶブランドも存在します。クリスチャンルブタンのハラコパンプスはポニー素材。レオパード柄のインパクトあるデザインで人気があります。

ミュウミュウ・ジバンシー・バレンシアガ・ルイヴィトン・プラダ

革として扱う前になめしと呼ばれる薬品処理を行いますが、この加工後に独自の模様を付けたのが型押しレザー（エンボス加工）と呼ばれます。牛革に施すことで高級感のある風合いが生まれるため、バッグや財布にも使用される人気の素材です。プラダではサフィアーノ素材として、靴にもこの素材を使用しています。

グッチ・ルイヴィトン・プラダ・シャネル・サルヴァトーレフェラガモ・コーチ

山羊革や仔牛の革を細かく起毛加工したスウェード（suede）。毛足が短く柔らかい物ほど高級品となり、スウェードの中でも毛足の長いものはベロアと呼ばれます。耐久性と独特の光沢感が生まれるのが特徴で、ジバンシーでは靴に多く採用している技術です。

厚手のコットン（綿）を綾織りした生地のデニムは、ジーンズやバッグに使用されることも多い素材です。染色しやすく丈夫なことから靴にも使われています。クリスチャンルブタンからは、アイコンであるシルバースタッズを装飾したパンプスやスニーカーが、レディース・メンズラインから発売されています。

プラダ・シャネル・フェンディ・サルヴァトーレフェラガモ・クリスチャンディオール・グッチ

「コーティングキャンバス」とも呼ばれるPVCキャンバスは、キャンバス素材にPVC（ポリ塩化ビニール）を施したもの。ビニール加工を行うことで汚れが付きにくくなるメリットがあります。ルイヴィトンではモノグラムやダミエラインなどで採用されており、ダミエ柄を施したスニーカーはメンズラインでも人気の商品です。

ルイヴィトン・グッチ・ジミーチュウ・エミリオプッチ・コーチ

レインブーツに多く使用されるのがビニール素材です。ポリ塩化ビニールを主成分としているため、水を弾きやすいという防水効果があります。光沢感のある素材にカメリアモチーフが映える人気のデザインであるシャネルのレインブーツにも、このビニール素材が使用されています。

クリスチャンディオール・ルイヴィトン・ドルチェ＆ガッバーナ・シャネル・ハンター