記念硬貨とは

記念硬貨(記念コイン)の役割
記念硬貨(記念コイン)(記念コイン)は、国家として重要な出来事や祝賀事項を記念し、後世に伝えるという役割を持ちます。また、国民にその出来事や祝賀事項に関心を持ってもらうという啓発的な役割も果たします。
例えば、1964年に開催された東京オリンピックでは、千円銀貨と百円銅貨が記念硬貨(記念コイン)として発行されました。これらはオリンピックのシンボルマークや競技種目をデザインしたもので、当時の日本の経済成長と国際的な地位向上を象徴するものでした。
記念硬貨(記念コイン)の特徴
記念硬貨(記念コイン)は、通常の硬貨とは異なるデザインや素材、大きさです。祝賀事項に関連したものであり、芸術性や象徴性が高くなっております。例えば、2019年に発行された天皇陛下御即位記念500円銅合金貨は、表面に菊花紋章と「令和元年」という文字を配し、裏面に日本地図と「日本国」という文字を配しました。
これらは天皇陛下が日本国民の象徴であることや令和時代の幕開けであることを表現しています。記念硬貨(記念コイン)は「金貨」以外にも「プラチナ貨」「銀貨」「白銅貨」などがございます。
記念硬貨(記念コイン)の価値
記念硬貨(記念コイン)は法定通貨として使用することができます。つまり、額面通りに使用することが出来ます。
しかし前述の通り、金高騰の影響により、額面以上の価値が付く事も。また、素材に関わらず、発行枚数が少なくデザインの希少性が高い場合でも、コレクターからの多くの支持により、額面以上の価格で取引される場合がございます。その場合、額面通りに使うのは勿体ない事でございますので、リファスタのような貴金属買取店に是非、ご売却くださいませ。
また、記念硬貨(記念コイン)の価値を知るには、以下のような方法があります。
貨幣カタログで価値を確かめる
貨幣カタログとは、日本や世界の貨幣の時価を紹介している書籍やウェブサイトのことです。貨幣カタログでは、貨幣の種類や年号、状態によって価格帯を示しています。貨幣カタログを参考にすることで、おおよその相場を知ることが可能です。
買取店で価値を確かめる

貴金属買取専門店のリファスタでは「品位×重量」でお買取りいたします。金高騰の影響により、額面を大きく上回る場合がございます。
また、リファスタでは当日の地金相場を反映させた買取価格を公開!フリーワード検索も可能です。お手持ちの記念硬貨(記念コイン)の「今」の価値をお確かめくださいませ。
記念硬貨(記念コイン)の換金方法や使える場所
換金方法
記念硬貨を銀行で両替

銀行では、額面通りに記念硬貨(記念コイン)や記念コインを両替可能です。ただし、すべての銀行で対応しているわけではなく、手数料がかかる場合や、古いものや外国のものは両替できない場合もございます。
記念硬貨を買取店で換金

買取店では、額面以上の価格で記念硬貨(記念コイン)や記念コインを売却することができます。
ただし、すべての種類を額面以上で買取が出来る訳ではなく、品位や重量によります。買取店によって査定額が異なる場合もございますが、リファスタでは記念硬貨(記念コイン)や記念コインの買取価格を公開。当日のレートにて高価買取致しております。
オークションやフリマアプリで換金

オークションやフリマアプリでも、記念硬貨(記念コイン)や記念コインを売却することができます。ただし、オークションサイトやフリマアプリによっては手数料や送料がかかる場合もあります。需要が少ない場合には高値で売れない可能性も多いです。
使える場所
記念硬貨(記念コイン)はお金には変わりない為、普通の硬貨と同様にコンビニ、スーパー等でも使用できますが、古くに発行された記念硬貨(記念コイン)はATMや自動販売機では使えないことが多いです。
人気の高い記念硬貨の種類(日本発行)
日本では、これまでに多くの記念硬貨(記念コイン)や記念コインが発行されてきました。その中でも天皇陛下に関する記念硬貨(記念コイン)や、オリンピックに関連する記念硬貨(記念コイン)など、主要な記念硬貨(記念コイン)を解説いたします。
東京オリンピック記念千円銀貨
1964年に、東京オリンピック開催を記念して発行されたもの。千円以外には百円の記念硬貨(記念コイン)も発行されました。表面にオリンピックシンボルマークと「TOKYO 1000 Yen」の文字、裏面には「日本国」「千円」の文字と日本を象徴する富士山と桜が描かれています。額面は千円ですが、オークションやフリマサイト等で、額面以上の価格で取引される場合もございます。
長野オリンピック記念硬貨
1998年に開催された冬季オリンピックを記念し、発行された記念硬貨(記念コイン)です。額面五百円の白銅貨、額面五千円の銀貨、額面一万円の金貨の3種類が発行されました。その3種類がスキージャンプやアイスホッケーなど、種目別に絵柄違いで3回に分けて発行されたので、計9種類の硬貨がございます。
東京2020パラリンピック競技大会記念硬貨
2020年に発行されたもので、額面は一万円、千円、百円の種類がございます。第一次から第四次まで計四回に分けて発行されました。金貨、銀貨以外にもクラッド貨幣が発行されております。クラッド貨幣とは異なる素材の金属をサンドイッチ上に重ねたもので、中心部に価値の高い素材を使用し、その周囲を安価な金属で包んだ構造を持っているものです。
昭和天皇御在位60年記念硬貨
昭和天皇御在位60年を記念して発行されたもので、額面10万円の金貨、額面一万円の銀貨、額面五百円の白銅貨がございます。「菊花紋章」と「日本国」「御在位六十年」「昭和六十一年」などという文字が刻まれております。
そして10万円の記念硬貨は日本として最高額の金貨で、戦後初の金貨としてとても貴重な価値がございます。また、純金(24K・24金)です。価値としては、2018年頃の金価格では額面の10万円を下回っていたのですが、現在の金高騰により、額面の10万円を大幅に超える価値となっておりますため、換金をお考えの方は是非、リファスタにご用命くださいませ。当日のレートにて高価買取いたします。
平成天皇御在位記念硬貨
平成天皇の御在位を記念して、10年、20年、30年に額面500円の白銅貨や額面一万円の金貨(24金・K24)、クラッド貨幣も発行されました。
天皇陛下のご即位を記念して発行された記念硬貨の中には純金(24金・K24)ながら、重量30gのものもあり、現在の金相場では額面10万円の2倍以上の価値がございます。また、リファスタでは重量×品位でのお買取となるため、汚れ、キズ等により価格が下がることはございませんので、ご安心くださいませ。
東日本大震災復興事業記念金貨
2011年、東日本を襲った大地震の復興への想いをのせた記念硬貨です。額面1万円の金貨と額面千円の銀貨の2種類を2015年~2016年にかけて四次にわたり発行されました。
「折鶴」や「奇跡の一本松」、「ハト」が描かれております。そして現在の金・銀価格では、金貨、銀貨ともに額面以上の価値がございます。
人気の高い記念高価の種類(海外発行)
世界各国では、日本と同様に記念硬貨や記念コインを発行しています。その中でも特に人気の高い8種類を紹介します。
メイプルリーフ金貨(カナダ)
1979年から発行されているもので、世界一の流通量を誇り、また世界で初めて金純度は99.99%以上の金貨として誕生した人気の高い金貨です。表面にエリザベス2世女王の肖像と裏面にはメイプルリーフが描かれています。
カンガルー金貨(オーストラリア)
1986年から発行されているもので、表面にエリザベス2世女王の肖像が描かれておりますが、裏面は毎年、新しいデザインが採用されるのがオーストラリアのカンガルー金貨の特徴です。
1/4、、1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類ですが、最近では1kg以上の大型金貨も発行されております。
さらに、世界で一番大きい金貨はメイプルリーフ金貨で、なんと重量「1トン」もあるそうです。24金買取価格を1gあたり9,000円と仮定すると買取価格はズバリ90億円!末恐ろしい金額です…。
ブリタニア金貨(イギリス)
1987年から発行され、表面にエリザベス2世女王の肖像と裏面にはイギリスを擬人化したブリタニア女神が描かれています。ブリタニア女神は海と戦争の守護女神として表現されています。
ブリタニア金貨も裏面のデザインは一定の周期で変わり、コレクターからも人気が高いです。そして、限定版の鏡面仕上げのデザインが採用されることもございます。
ソブリン金貨(イギリス)
イギリスで発行される金貨で、その歴史は古く、1489年に初めて発行されました。ソブリンは「国王」や「最高の」などを意味し、イギリス王室を象徴しています。国王がかわるごとにサイズやデザイン、価値が変わってきました。
そして1928年の世界恐慌を機に貨幣としての発行を停止し、記念硬貨(記念コイン)として発行されるようになりました。
クルーガーランド金貨(南アフリカ共和国)
1967年から発行され、南アフリカの初代大統領であるポール・クルーガーの名前を冠しており、彼の功績を称えるものとされています。クルーガーランド金貨は純度が約91.67%(22金・K22)です。
パンダ金貨(中国)
パンダ金貨は名前の通り、ジャイアントパンダのデザインが描かれているとても可愛らしい金貨です。サイズが多様で、1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンス、1/20オンス、1/25オンスの6種類が発行されております。
リベルタード金貨(メキシコ)
リベルタード金貨には翼のある勝利の女神が描かれています。リベルタードとは「自由」を意味し、この象徴的なデザインは、自由と勝利を象徴するもので、メキシコの歴史や文化に関連する要素とされています。
ウィーン金貨(オーストリア)
ウィーン金貨の正式名称は「ウィーン金貨ハーモニー」といい、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の楽器(ヴァイオリン、チェロ、フルート、ホルン、ハープなど)と楽譜がデザインされており、世界的に人気の高い金貨です。
記念硬貨の買取ならリファスタ
いかがでしたでしょうか。前述の通り、記念硬貨(記念コイン)は国家の祝賀事項などを記念して発行される硬貨ですが、普通の貨幣と同様にコンビニやスーパーでも使えることが分かりました。
ただし、金貨や銀貨など、素材によっては額面以上の価値がある可能性がございます。特に金貨は近年の金高騰の影響により、額面の2倍以上の価格によって売却可能な場合も。リファスタでは「重量×品位」にて高価買取致しております。
また、記念硬貨や各種コインの当日の買取相場価格を公開(地金相場は、毎朝10時前後)。そして、LINEやお電話にてご相談も受け賜わっております。ご売却をご検討の際は、是非リファスタをご用命くださいませ。
記念硬貨や記念コインを換金するなら、買取店に依頼し、お得に換金することをおススメいたします!
その理由はズバリ「金の高騰」です。金高騰により金で造られた記念硬貨(記念金貨)は額面以上の価値がある場合も。リファスタでは、手数料無料にて「当日の金価格×重量」の明朗査定にてお買取りしておりますので、是非、リファスタにてご売却をご検討下さいませ。