潰れる今回は、金の価値を歴史的に振り返ってみた上で国家の破産の可能性について考察し、現代における金の価値を改めて考えていきたいと思います。
歴史的に見る金の価値

金の歴史は、日本では奈良時代や平安時代から見られますが、採掘はそれ以前からあったでしょう。
世界では、エジプトのツタンカーメンなど、紀元前からの歴史がある商品です。
民主主義はイギリスのピューリタン(清教徒)革命からなのに、金は有史以前から存在してきたと言えます。
その間、人々から魅力の輝きがなくなったことはなく、また人はその光輝く金に対して自らを照らし合わせ、金への憧れ・渇望はこれからもずっとなくなることはないでしょう。
つまり金の商品価値は、これだけ歴史が長く続くと無くならないということです。
昨今の金の価値とは?

ただ、昨今の金の価値はドルの裏返しであり、引いてはお金の過剰発行の裏返しになると言えます。
ゆえに、金融緩和をしているから金が高いというロジックが成り立つのです。
一方でお金は、これだけ大量発行されれば価値が下がります。
そして、金利はお金の魅力がなくなったのですから上昇するはずです。
なぜならお金はたくさんあるのですから、金利をつけないとその価値を高めることができません。
しかし、日本もアメリカも欧州もゼロ金利、マイナス金利になっています。
にもかかわらず現代社会では、お金なくしては生活ができないので、その価値がなくなることはありません。
国家の破綻と金利の話

金利が上昇しないということは、国家は潰れないということです。
潰れる国家とは、先にデフォルトしたアルゼンチンのように、金利も天文学的数字になるものです。
「アメリカが潰れる」、「日本が潰れる」とか騒いでいる人たちは、潰れる国の金利など見たことないのでしょう。
中国は、借金が増えて金利が上昇しているのですから、潰れる可能性のある国ですが、日本やアメリカは逆に借金が増えているのに金利は下がっています。
日本やアメリカが潰れるという説は非現実的で、これこそ妄想としか言いようがありません。
もはや借金で潰れる国などない

今回の金はなぜ上昇したのか。
それはゼロ金利が理由です。
金利がゼロだったら、国家が倒産することはありません。
ゆえにドルや円が紙屑になることはありえないのです。
金融緩和をやれば、経済は成長するので将来は金の価格は上昇しますが、同時にインフレ、スタグフレーションの懸念も上昇しますので、金の価格は下がります。
要するに、今の低金利も蜃気楼でしょうし、ドルや円が紙屑になるという説も妄想です。
いい加減、妄想を根拠に金が暴騰するのはやめましょう。
21世紀になって、国家が倒産する可能性がなくなってきています。
アルゼンチンは何度もデフォルトを繰り返しながらも国は残っていますし、「潰れる」と騒がれたギリシャもです。
中国もアメリカも…

中国には潰れる懸念があるだけであって、誰も実際に潰れるなんて思っていないでしょう。
それなのに、専門家が「潰れる」と騒ぎ、その度に金の価格が高騰する。
これが現実です。
「アメリカの借金が増えて倒産する」、これも話にもなりません。
それを防ぐためにアメリカは中国に貿易戦争を仕掛け、IT分野で中国を排除しようとしているのです。
中国が言うことを聞かなければ、本気でアメリカが軍事力を行使します。
そうなれば負けることを知っているので、中国はアメリカに逆らうフリをして現実には従っているのです。
金の価格は妄想の産物

現在の金の価格1,800ドルという値段のうち、おそらく半分は妄想の塊・妄想の値段でしょう。
借金が多くて潰れた国は近年ありません。
みんなでよってたかってアルゼンチンやギリシャを助けているのが実情です。
この状態で金が高い理由など、挙げることができないのが現実です。
この記事のまとめ
今回の記事では、有史の以前より存在し、人々を魅了し続けてきた金の価値は、今後も変わることはない。
ただし現在では、アメリカが発行する世界の基軸通貨、ドルの価値の裏返しと言える。
21世紀に入って以降、アルゼンチンやギリシャのようにデフォルトを繰り返しながらも借金で潰れた国家はない。
大国アメリカならなおさらのこと、中国もまたしかり。
ゆえに現在の金高騰の半分は、「借金が増えて国家が倒産する」という根も葉もない妄想による値段。
こういう内容の記事でした。
















