金がまだ高いなんてことはあり得るのでしょうか?
この記事の要約
今回の記事では、金がまだ高いという声に対して反論をします。
- 2025年からの金の動きで見えてくることとは?
- 3月18日のFOMC(連邦公開市場委員会)後の金相場は?
- 金がまだ高いという主張は、アメリカが滅亡することと同義?
では始めましょう。
2025年からの金の主な動き
2025年の前半の金の動きは中国の買付動向、すなわち中国の購入が確認できれば高くなった需給相場でした。
ところが2025年の後半、中国の金買いが途絶えたように見えた結果、本来の金の価格変動要因である
【1】ドル
【2】米金利
【3】米GDP(国内総生産)
+需給
に回帰していきました。
その筆頭がETFであり、この購入が増えると金の価格が上昇し、減ると減価するという形です。
そのETFの増減は何によって起こっているのかと言えば、ドルの上下動になります。
ETFの残高が増えるということは、ドルが下落しているという意味になり、残高が減少するのはドルが上昇しているからという意味です。
3月18日の金取引

3月18日にFOMCがあり、結果は予想通り据え置き金利でした。
これは金の価格変動要因の【2】金利に相当し、金利が下がれば金価格が上昇することを念頭に置いています。
金利が下がらないということは、金利が動かないか上昇するという意味です。
据え置きになったことで金の価格はこの日の引けにかけて4%弱まで下落しました。
この計算式は「ドル×金利」によって表現されます。
金利が動かないか上昇し、ドルの価格が動かなければドル高になるので、結果的に金が安くなったに過ぎません。
想像以上に金の価格が下がったのは、従前まで金の価格は年間比で見ればドルと比較して高すぎる背景があったせいでしょう。
つまりFOMCの決定で買い目がないことを確認してから下がったということになります。
アメリカが滅亡する?

現在の株価や金は金利の上下動によって動いているように見えますが、上述したように実際はドルの上下動によって動いています。
ここからまだ金が高いと騒いでいる専門家がたくさんいますが、金が高いということはアメリカの国力がもっと下がり、ドルの信認も下がると言っているようなものです。
しかし実際は、トランプ大統領に逆らう国などイランくらいのものでしょう。
さらに言えば基軸通貨、つまり世界の通貨の王様はドルです。
その他の円やユーロなどはドルの家来という意味になります。
王様が滅びると家来も路頭に迷うのが必然で、金がこれからも高いというのは世界経済が崩壊すると主張しているのも一緒です。
高市総理が米国産原油を購入するという対案を持ち出し、トランプ大統領に配慮しました。
つまり円建ての金もいつかは下がることを示しています。
この記事のまとめ
以上、金がまだ上昇すると言うのは、今後アメリカがダメになっていくというのと同義。
端的に言えばアメリカが滅亡する、ひいては世界が崩壊すると言っているのと同じ。
つまりアメリカに逆らうということと一緒。
しかし現実は、いわばトランプ無双の状態。
こんな状況で金がまだ高いなどということはありえないでしょう。
という内容の記事でした。


















