ビットコインと金価格の逆相関性が復活してきた可能性があります。
この記事の要約
今回の記事では、ビットコインと金の関係性を確認した上で、中国の金買付動向も含めて金価格の展望を解説。
- 現在の金とビットコインの関係性は?
- なぜ金融商品として似通っている金とビットコインの価格が逆相関するのか?
- 中国の金買いの現状と展望は?
では、始めましょう。
現在の金とビットコインの関係性は?
まずは現在のビットコインと金の関係がどうなっているのかを確認してみましょう。
1年間のビットコイン(緑線、左軸を反転)と金(青線、右軸)の逆相関関係を表したチャートをご覧ください。

金が高騰した結果、ビットコインとの相関性はなくなったと考えていたところ、金が高値を取るとビットコインも最安値という形になっていました。
この1年間は案外、相関性があったということです。
これは、ファンドなどが金を買うと同時にビットコインを売っていたことが考えられます。
ただし、チャートの左の方と最新を示す右の方はあまり相関していない部分があります。
現状は金が下がり、ビットコインは上がったように見えますが、左軸は反転しているので、最安値を形成していることがわかるでしょう。
なぜ金とビットコインが逆相関するのか?
これは、金もビットコインをはじめとする暗号通貨も価格の構成要因が同じだからです。
【1】ドル
【2】金利
【3】GDP(国内総生産)
+需給
加えて性格も似ている金融商品であり、両者ともドルに万が一があれば代替資産(オルナティブ)になります。
つまり、本来なら同じような値動きになるはずなのです。
しかし、ファンドの性質上、何かを買えば何かを売るバイセル戦略で、金買い-ビットコイン売り、あるいは逆もあるということになります。
では、なぜ今違う方向に行っているのでしょうか。
まず金は中国が少量買っており、結果、値段が維持されている状態です。
ファンドとしては中国国内で保有も売買も禁止されているビットコインを売らないといけない状態にあるからということになります。
中国の金買いの現状と展望
ドル高ゆえに本来であれば売りになるはずの金が高値を維持しているのは、中国の買いによると考えるべきでしょう。
参考として、中国の準備金残高推移(前期比)をご覧ください。

中国が金を買う条件は人民元安の進行ですが、現在は人民元高です。
仮に人民元安になれば、2023年のように積極的に金を購入する可能性が高くなります。
この記事のまとめ
以上、ビットコインと金の逆相関関係が復活してきたことがうかがわれる状況となっていることを確認しました。
一方で、2025年の後半から金がすっ飛んだ要因はドル安が大きく、その上に人気に火がつき5500ドルという史上最高値を記録しました。
一方で2023年は中国の買いによる金高騰でした。
今回は中国の買いが金の買い要因になるので、2025年ほど勢いよくは上昇しないと見込まれます。
という内容の記事でした。


















