本日もインフレーシリーズ第2回目ですね。
アメリカを中心に日本もそうですけど、インフレ 懸念、インフレ懸念って
呪文みたいになってます。
物価が高騰すると景気が悪くなるっていうのが今までの流れですが、今回は違います。
それを説明したいと思います。
こちらアメリカの年間インフレ率になります。
ダラララッて下がってて、年間で現在6.4%の物価高ですね。
それに対してアメリカの賃金、以下のようになってます。
4.4%なので、これいきます。
年間6.4%の物価上昇に対して、給料4.4%だから家計段々苦しくなってますね。
100万円もらった人たち、100万円もらってて100万円を年間使ってるとします。
で、プラマイ0っていうような収支だとして、100万円で買えたものが100万6400円。
ところが給料は100万4400円だから2,200円分くらい赤字なんですよ。
これがこの見通しが、今年中に賃金上昇の方が上がって物価が下がるとなると、将来の家計は反対に可処分所得が増えるじゃないですか。
つまり物価が上昇すると、日本人には家計が圧迫するってイメージなんですけど
物価上昇よりも賃金上昇の大きいと、家計は儲かる。
これが今年中に起こるのが今回のインフレの懸念になってます。
懸念というか、各一般の方としてはいいかなっていう形ですね。
賃金の下落はピークで5.9%そこから4.4と1.5の下落なんですけど
インフレ率はピークは9.1から6.4、2.7%下落。
このままの水準で物価と賃金が推移したら、物価上昇より賃金の方が上がる可能性が高い。
だから今年中にインフレによって好景気が来る可能性があるって言ってます。
現在が4.5から4.75、3月、FOMCで4.75から5に引き上げられると。
4.75でも5でもどちらでもいいんで、今回5にしておりますけど、これと物価上昇を比較しますけど、物価上昇が6.4%、対して借り入れのコストは5%なので、その差1.4、これ説明します。
1年間お金を借りると物価上昇6.4なので、今100万円で買えるものは1年後には93.6万円、一方で借入金の価値も減少するんで、100万円の価値に関しては93万6000円の返済にですよ、
金利5万円も、6.4%減価するんで実際の返済は46,800円。
なので93万6千円+46,800円= 98万2000円なんで、元本と利子の返済、実際は100万借りても98万2000円の返済ですむ。
これが返済のシュミレーション、借金する人たちは正直これパラダイスですね。
だから、ゆえに皆が借金して設備投資して人材を確保して多くの製造を行うと。
多少過剰に製造したって家計の可処分所得が増えてますから企業儲かります。
これで景気が悪くなるかって話なんですよ。
次に日本の庶民なんですけど、インフレは克服してるかって話ですね。
日本のインフレ率は下記のグラフの通り4.3%ですけど、賃金上昇率は4.8%です。
インフレ率より賃金上昇が上回ってますから、これ今日本のニュース消費不況とかって不安煽ってますけど、本当は庶民は今現状でインフレを克服してます。
最後にですけど、需給相場は金や宝飾品にはもろはの剣ってことで締めくくりだと思います。日本の標準的な給料を月間25万ということを平均としますと
月間例えば100万円近くお給料もらう人たちの可処分所得がダイヤモンドや金に行っても
ちっとも不思議がないんですよね。
もちろん株式や不動産に向きますと、その結果金やダイヤモンドなどのリスク資産が急騰してもちっともおかしくない。
こういう需要家との相場ってのは上がるの早いんですけど下がるのも早いです。
先日の動画でも話した通り、マスク相場覚えてますか?
1万100円のマスクもう今何円になりますか?
50枚入りで100円だったり、叩き売りも見えるぐらいなので
下がるのものすごいスピードで下落しました。
マスク 今1枚5円ぐらい、これが100円でした、約20倍です。
ドルや金利の、今回の影響で20 倍の価格ってのは考えられないんですけど
マスクのように、需給なら20万円の価格を示現する可能性もあると。
この前の動画とも合わせてなんですけど、需給相場ってのは本当に怖いってこと
で、かつ金の大急騰で、かつバブルも早いかなという形なので
これまた最終的にはポジショントークになりますけど売るんだったら本当に今かなと。
で、もう一つが前より価格は高くなってますけど
これ逆に言えば円の価値が下がってるとも言えます。
んでこの辺りはイメージしてもらって、早急に自分の資産ポートフォリオから
その売れた資金から何をするか、投資をするか、他のものに変えるか
決断の時は迫ってると思います。