2月17日、ニューヨーク(NY)市場で金価格が2.2%の急落。この意味について考えます。
この記事の要約
今回の記事では、2月17日の金急落の背景と今後の金価格の展望を解説。
- 前年比で金価格をチェックしてみると?
- 金を動かすドルの動向は?
- 今後の金価格の展望は?
では、始めます。
前年比で金価格をチェックしてみると…
オレンジの線で示された金の前年比が下記のとおり70%高で安定しています。

つまり、急落したと言ってもレンジの範囲の中での動きでした。
金とドルの関係と高すぎコンセンサス
次に金の価格と、それを動かしているドルの前年比を青線で比較したチャートをご覧ください。

ドルの前年比もやはりレンジの範囲内という形でした。
さすがに最近はドルの前年比が10%を切ることが常態化しているのに、金が5000ドル近辺では高すぎるというコンセンサスが働いたのでしょう。
結果、価格が2%も急落したと考えられます。
前年の価格を基準に動く金
今後の金の価格は、ドルの強弱次第です。
以下のグラフを見れば、2024年の金価格(青線)を基準に2025年(オレンジ線)が動いていたことがわかるでしょう。

年間30%高を維持しており、そこに2025年の要件が重なってマーケットが動いたことになります。
次に2025年と2026年(オレンジ線)の比較がどうなっているのかを見てみましょう。

基本的には2025年のとおりに動いているように見えます。
今後の展開とドルの動向
ゆえに今年も金は高いと言えますが、忘れてならないのは金を動かしているドルの動向です。
では、2025年(青線)と2026年(オレンジ線)のドルの動きを見てみましょう。

一見同じ動きのように見えますが、昨年は2月までダウントレンドに対して、今年は横ばいと見ることができます。
つまりドルの価値は平坦になっており、去年はドルの価格が大きく下がったから金が大きく上昇したのです。
そのトレンドが消えれば、今年の金は果たしてどうなるでしょうか。
この記事のまとめ
以上、ドルが安くなれば金が上がり、ドルが高くなれば金は下がるという基本関係が如実に表れている金相場。
昨年はドル安からの金高騰でした。
今年に入ってからのドルは、横ばい状態。
すでに現状の金価格は高値から下がっています。
これが今後の金価格のトレンドの答えと言えるでしょう。
という内容の記事でした。

















