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金相場の50年史

金相場の50年史

作成日: 2024年2月21日

更新日: 2024年3月5日

この記事の要約

今回の記事では、金相場の50年史を振り返る。

  • まず50年前に起こった金にとって重要な出来事は、ニクソンショック。
  • これ以降、世界の為替レートは現在の変動為替相場に移行した。
  • しかし、50年前まではゴールドとマネーはイコールの関係。
  • 数千年の歴史のある「お金=ゴールド」という人の頭の中にある概念が、たった50年で引っくり返るわけなどない。

お金と金、どちらを持てばお得なのか、長期的に考える必要があるということを、ニクソンショックの余波を土台に見ていきましょう。

金相場50年を振り返る

下記のグラフは、ドル建て金価格50年の推移になります。

参照元:TRADING ECONOMICS

50年前の金価格は、1トロイオンス当たり200ドル超。

現在の2000ドル前後と隔世の感があります。

実はその当時、金にとって重要な出来事が起こりました。

1972年のニクソンショックです。

具体的には、当時、基軸通貨の裏返しだった金をその信用保証から外す、と当時のニクソン大統領が表明したのです。

それは、1ドル360円のような固定相場からの離脱表明であり、世界に激震が走ったことは言うまでもありません。

これ以降、世界の為替レートは現在の変動為替相場に移行したのです。

なぜアメリカは金本位制度から離脱したのか?

ベトナム戦争で、農薬散布機がベトナムの田園地帯にナパーム弾を噴射する光景

固定相場を維持するために、アメリカは世界一の金保有国になっていました。

この場合、アメリカが海外にモノを輸出すれば、その代金として輸出先からドル資金が入り、輸出の場合はその逆になります。

当時のアメリカは、その出入りの収支を金で調整していたのです。

貿易赤字であれば金を購入して為替レートを固定化し、貿易黒字であれば金を売却してレートの固定を図っていました。

これを固定為替相場、ないしは金本位制度といいます。

ところが当時のアメリカはベトナム戦争を抱えており、国家の威信を賭けて勝利を目指した結果、国家財政が大きく毀損しました。

戦費調達のために赤字国債を大量に発行し、ドルの価値を暴落させたのです。

これに対して、固定相場を維持するためには金をさらに購入してドルの価値を安定させる必要があったのですが、ベトナム戦争を抱えてその余裕がありません。

そこでこの固定レートを維持するために、アメリカは金の売却停止を発表しました。

金本位制度は、貿易相手国が保有しているドルを一定価格で金と交換できる制度でもあります。

当時の西ドイツが、暴落しているドルを保有するよりも金を保有した方が得なので、アメリカ政府に交換を要求したのです。

しかし、その要求を呑むと余計にドルが暴落してしまうので、交換停止をニクソン大統領が突然発表した、という流れになります。

「金イコールお金」は数千年の歴史ある通俗概念

さまざまな金貨

現代では、マネーはマネー、ゴールドはゴールドと分けて考えることができます。

しかし50年前のニクソンショックまでは、ゴールドとマネーはイコールの関係でした。

これが人々が金にひきつけられている要因の一つになっている、と考えられます。

現代ではお金というと、電子マネーや暗号資産などもありますが、当時は紙幣とコインしかありませんでした。

数千年の歴史のある「金貨=お金=ゴールド」という概念がたった50年で引っくり返るわけもなく、人々の通俗概念として生きていると考えた方がよいでしょう。

一方で暗号資産の代表格ビットコインなど、実際に存在しないお金を誰が信用するか、という問題もあります。

しかも中国では流通も資産としても禁止です。

アメリカでも、メタが自社のサービスの中で使える通貨を議会や政府に認めるよう求めていますが、かたくなに政府、議会は拒否しています。

このように金の価値はオルナティブ、つまり代替品のイメージが若い人を中心にあるでしょうが、そんなことはないのです。

50年前の出来事が今の金相場に伝えること

50年前の出来事は、今の社会にさまざまな示唆を与えています。

現在、インフレが世界問題となっていますが、1970年代もベトナム戦争の戦費調達からドルを過剰に発行し、金利が高騰していました。

それは1980年代まで続くことになり、米10年物金利が16%台まで達しています。

参照元:TRADING ECONOMICS

現在は最高で5%台なので、その比ではありません。

つまりFRB(連邦準備制度理事会)が利下げを渋る理由は、過去の事例を紐解けば、まだまだインフレの懸念があることを意味します。

大事なことは、インフレによって1980年代の金価格が低迷したように、金利の高騰によって低迷する可能性があるということです。

お金と金、どちらを持てばお得なのか。これは長期的に考える必要があるのではないでしょうか。

パウエルFRB議長は、「インフレは抑制されているから利下げを検討している」と表明しています。

利下げや利下げの検討がある場合、金の価格にはポジティブに働くので、インフレが抑制されれば金の価格は高くなるはずです。

現在は、インフレが抑制されるのか否かの瀬戸際にあるのです。

著者:杉 兼太朗(リファスタことラウンジデザイナーズ株式会社 代表取締役)

著者杉 兼太朗
Kentaro Sugi

代表取締役

著者プロフィール

2010年にリユース事業を行うラウンジデザイナーズ株式会社を設立。店頭・宅配での買取販売・精錬分割加工等を通じ全国へ展開、当時業界タブーとされていた金やプラチナ、ダイヤモンドの買取相場価格をウェブサイト上へ開示する等リユース業界を牽引。自身も査定人として現場で働く傍ら、本ウェブサイトの執筆・監修、動画配信を通じて自ら発信し続けている。

略歴・修了資格

GIA(米国宝石学会) Diamond Grading Lab Class修了
CGL(中央宝石研究所) 宝石学セミナー 宝石鑑別コース修了
JJA(一般社団法人日本ジュエリー協会) ジュエリーコーディネーター 2級・3級

BBT大学大学院
グローバル経営学科

MBA(経営管理修士・経営学修士) 2024年9月卒業見込

Q&A

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お若い方でしたが 非常に丁寧に対応して下さり 知識も豊富にお見受けしました。 感謝です。
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