トパーズの主な種類
インペリアルトパーズ

トパーズはフッ素(F)を多く含むFタイプと水酸基(OH)を多く含むOHタイプの2種類がございます。
インペリアルトパーズは、後者のOHタイプのトパーズで、ブラジルのミナス・ジェライス州で主に採掘されます。
インペリアルトパーズはシェリーカラー(シェリー酒色)と呼ばれ、トパーズの中でも最高評価を受けております。
インペリアルトパーズの特徴としては、黄色・オレンジ・ピンクといった赤系の色合い、高い屈折率によるまばゆい輝きなどが挙げられます。古代から王族や貴族に愛されてきた歴史があり、高級感や気品を感じさせる宝石です。
「インペリアル」の由来はトパーズの主産地であるブラジルの皇帝ドン・ペドロ2世にちなみ「皇帝(インペリアル)」と名付けられました。
ブルートパーズ

ブルートパーズは、ブラジルやロシア、アフリカ、タイ、スリランカなどで産出されます。また過去には日本でもブルートパーズが産出され、岐阜県恵那郡苗木地方の他、滋賀県大津市の田上山が有名な産地です。現在では鉱山が枯渇し産出されておりません。
ブルートパーズはアクアマリンの代替品として扱われておりますが、ブルートパーズのほとんどは無色のトパーズに放射線照射と加熱処理を施し、美しいブルートパーズにしております。しかしブルートパーズは1980年ごろからそれらの処理が盛んになったことにより市場に多くあふれたため、希少価値としては低いとされております。
また、ブルートパーズには「スカイブルー」「スイスブルー」「ロンドンブルー」の3種類があり、色合いによって名称が分けられております。一般的にはブルーが濃いほうが価値が高いとされておりますが、色の好みは人それぞれのため、3種類のどれも魅力的なブルートパーズとして人気がございます。
ピンクトパーズ

ピンクトパーズは、主にブラジルやパキスタンで採掘されるトパーズです。ピンクトパーズはOHタイプとFタイプの両方が存在します。
また、天然の美しいピンクトパーズは非常に希少であり、市場に出回っているピンクトパーズのほとんどが加熱処理等によって着色されております。つまり、ピンクインペリアルトパーズのほとんどは黄色やその他のトパーズに加熱処理を施したものということです。
この加熱処理は一般的な処理ですので、「加熱処理がされているから安い、価値が低い」ということはございませんが、稀に産出される天然のピンクトパーズはその希少価値の高さから、高値で取引されております。
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いかがでしたでしょうか。トパーズは和名で「黄玉」とも呼ばれるため、黄色い宝石を連想しますが、実際にはピンクやブルーなどさまざまな個性豊かなカラーが存在しました。
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トパーズは、和名で「黄玉」とも呼ばれる美しい輝きを持つ宝石です。和名から黄色い宝石をイメージされる方が多いですが、実は黄色の他に、オレンジやピンク、青などさまざまな種類がございます。どの種類のトパーズが主にどこで採れるのかについて詳しく説明いたします。