PRODUCING AREA
エメラルドの産地と特徴
産地と特徴
エメラルド産地「コロンビア」

エメラルド産地「ザンビア」

世界最大のエメラルド鉱山「カゲム」を要するのがアフリカ南部の内陸国ザンビアです。
宝石採鉱会社ジェムフィールズがカゲム鉱山に近代的な設備を取り入れ一挙に採掘量が増加しました。
黄色味を帯びた色の石が多く見つかり、ハイジュエリー品質の石はそれほど採れません。
丸みを帯びた結晶も大きな特徴で、エメラルドカットよりもオーバルカットやペアシェイプカットに加工される石が多いほどです。
そして多くのザンビア産のインクルージョンの特徴は鉱物の一種、黒雲母(バイオタイト)が含まれており、鉱山ごとに種類の違いが見られます。そしてリファスタには豊富な知識を持つ査定人が在中しております為、判別、高価買取が可能でございます。
エメラルド産地「エジプト」

エメラルドと人との歴史は古く、はるか紀元前数千年前に始まっていた可能性があります。世界初の歴史書「歴史(「歴史の父」と呼ばれた古代ギリシアの歴史家ヘロドトス」にもすでに登場していました。
そして歴史上最古のエメラルドの鉱山があったと考えられているのがエジプトです。少なくとも紀元前数百年前には採掘されていたとされる記録が「博物誌」(古代ローマの賢人大プリニウス(79年没)による全37巻の書物)にしるされています。
当時製作されたエメラルドのジュエリーが今も世界各国の博物館に展示されています。またエメラルドをこよなく愛したクレオパトラは直轄の鉱山を持ち厳重に管理していました。クレオパトラの死後ローマ帝国の支配下に置かれたのちシカイトは「エメラルドの山」と呼ばれるようになりました。
およそ二千年の時を経て鉱山が再発見されたのは1817年のこと。探検家であり鉱物学者だったフレデリック・カイヨーの1817年のアフリカ遠征時に、紅海沿岸のシカイト遺跡で発見されました。紀元前17世紀に使われたとみられる採掘道具も同時に見つかりました。
現在も遺跡発掘は続き、2021年にも新たなエメラルドに関する発見が相次いで報告されており、まだまだ底が見えないエメラルド産地、エジプト。宝石を熟知したプロの査定人が一点一点、丁寧に鑑別査定いたします。
エメラルド産地「ブラジル」

ネオンカラーで知られる「パライバトルマリン」をはじめトルマリン属の宝石資源に恵まれているブラジルですがエメラルドも有望です。
大航海時代にコロンビアで大規模なエメラルドが発見された直後から、ブラジルでは有望なエメラルド鉱床が発見されていました。
現在も金や宝石が多く採掘される「ミナスジェライス州」を中心にエメラルド採掘が続けられています。ただし100年以上前にさかのぼるブラジル産エメラルドの場合、グリーントルマリンと混同されている可能性があります。
また、「バイア州」では過去に380kg、その価値なんと4億ドル相当という世界最大のエメラルドも発見されております。
様々な宝石が採掘されることで有名なブラジル。リファスタでは圧倒的な真贋力を持つ査定人が丁寧に査定いたしておりますので、お見積もりだけでもお待ちしております。
エメラルド産地「ジンバブエ」

現在最高クラスのエメラルドが産出されると注目を集めるのがジンバブエです。
濃い緑色の透明度の高いサンダワナ鉱山のエメラルドは「サンダワナエメラルド」と呼ばれ珍重されています。ジンバブエの産出高はコロンビアやブラジルに比べて少ない為、サンダワナエメラルドは価値あるものとされています。
よほどクオリティの低い石以外はオイル含侵されることもないほど完璧なエメラルドが多く産出されます。
ジンバブエ産の内包物にはトレモライトの針状結晶が見られます。エメラルドの結晶が成長するときに取り込まれたものです。また、他産地のエメラルドを小粒に研磨すると色が淡くなってしまいますが、サンダワナ産は綺麗なグリーンを保つことができます。
勿論リファスタでは高価買取しております為、是非お見積もりだけでもご依頼くださいませ。
エメラルド産地「アフガニスタン」

プリニウスがエメラルドが採れる地として3つの場所を書き残しました。
1.エジプト 2.オーストリア 3.アフガニスタン です。
アフガニスタンのエメラルド鉱山は北東部「パンジシール渓谷」に存在します。現在200以上の鉱山が稼働中といわれており、もっとも有望視されている採掘エリアです。
注目される背景には、近年非常に質の高い原石が多く発見されるようになったことがあります。最高品質のコロンビア産に匹敵する透明度を誇り含侵処理の必要がありません。
記憶に新しいのが2015年クリスティーズに出品された10.11 カラットのエメラルドリングです。3億円超え(1756千香港ドル)で落札されたこちらのリングは、一切の化学処理が加えられていませんでした。
質の高い原石が多く発見されるアフガニスタン。近年非常に人気を博していることから、リファスタでは高価買取いたしております。
エメラルド産地「オーストリア」

古代ローマ時代にエジプトと並びエメラルド鉱山が存在した場所がもうひとつありますそれがオーストリアザルツブルク州のハバハタール渓谷です。
海抜2千メートル以上という地理的条件をものともせず、ローマ人によって採掘されてきました。コロンビアのエメラルド発見後は存在感が薄くなりましたが、ヨーロッパ各国の王冠にはこの地のエメラルドを見つけることができます。
渓谷全域が国立公園となった現在も、年間50平米の採掘がおこなわれており鉱物コレクターに人気です。また河川では観光客が自由にエメラルド探しを楽しんでいる光景が見られます。
また、オーストラリア産のエメラルドはカットに適した結晶が採掘されることは少なく、他の産地の方が高く評価される事がございますが、リファスタでは圧倒的真贋力を持つプロの査定人が一点一点丁寧に査定いたします為、高価買取が可能でございます。
エメラルドの高価買取ならリファスタへ
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営業時間 11:00〜18:00(日曜定休)
世界のエメラルド産出量の7割以上を占めるコロンビアには多くのエメラルド鉱山が点在しています。もっとも古くから採掘がおこなわれてきたのが(16世紀以前は原住民ムゾー族、16世紀からはスペインが占領)ムゾー鉱山です。
産出量が多いうえにクリアな緑色の良質な石が多くみられます。そしてムゾーと並ぶのがチボー鉱山です。
ピュアな緑色を誇り、最も価値あるエメラルドとみなされています。また内包物も少なく透明度も高いです。そしてやや青みがかっているのも特徴です。そのほかコスケス鉱山など100箇所以上の鉱山があります。
また、コロンビア産のインクルージョンは三相含有物です。三相含有物とは液体、気体、最後に立方体の形をした個体が内包されていることです。全てのエメラルドに存在する訳ではありませんが、特徴の一つと言われています。そして、その特徴も含めしっかりとお値付けいたします為、お見積りだけでもお気軽にご依頼くださいませ。